新型コロナウイルスの影響
ご存知のようにマレーシアでも連日、新型コロナウイルスの話題です。
ここクアラルンプールでは一時期、感染者がすべて退院し、感染者ゼロの日が続いていました。その時はこれで収束かと楽観視していましたが、残念ながらその後増え続けており、マレーシア保健省から日本への渡航延期勧告などが出て、だんだんと厳しい状況になっています。
これを受けてKL大司教区ではすべての公開ミサとRCIAを含む集会を3月29日まで中止しました。これまでも英語ミサのオンライン配信はしていましたが、この決定を受けて英語・マレー語・北京語・タミール語のオンラインミサ配信が始まりました。
Mass - 2nd Sunday of Lent こちらは四旬節第二主日、3月8日のものです。
今後の配信はYouTube Archdiocese of Kuala Lumpur チャンネルで随時配信されます。
私たちKLカトリック日本人コミュニティは、日本からのオンラインミサで霊的聖体拝領に与っています。
東京教区 タルチシオ菊地功大司教様司式のミサ中継 東京カテドラル聖マリア大聖堂地下聖堂からのライブです
四旬節第3主日(A年)ミサ 2020年3月15日(日)
四旬節第4主日(A年)ミサ 2020年3月22日(日)
四旬節第5主日(A年)ミサ 2020年3月29日(日)
日々の生活も、活動の自由が制限されたり見えないウイルスに対する恐れと不安、また
試練と困難の今年の四旬節となりましたが、キリストの復活の光を求めて手を取り合って歩いているところです。アジアのカトリック日本人信仰共同体の方々とは励ましの連絡を取り合っています。こんな時こそ、私たちはアジアのそして世界のカトリック日本語共同体として気持ちを一つに共に祈り合えたらと思います。
クアラルンプールの朝焼け
憐れみ深い父なる神よ、今、私たちは新型コロナウイルスによる感染症の集団感染危機に直面しています。
どうか主よ、この危機を私たちが乗り越えることができるように、恵みと力を与えてください。私たちが不要な恐れにふりまわされることなく、適切な行動をとることができますように。四旬節にあたり、私たちがまず日頃の生き方をふりかえり、回心することができますように。今回の危機を通して、私たちがあなたのみ心にかなった生き方を見いだしていくことができますように。
感染拡大が止まり、感染している方々に必要な医療と助けが与えられ、治療方法が1日も早く見つかりますように。主イエス・キリストによって (東京大司教認可)
アーメン
クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ