クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

KL Japanese Catholic Community official site

CMCO下でのオンライン分かち合い

9月下旬までは感染者をほぼ抑え込み、緩いSOP順守のもと日常生活はもちろん国内旅行も含めてほぼ通常に戻っていましたが、サバ州での選挙のあと全国に拡大し、このことろKL首都圏地区でも感染拡大が再び続いています。

f:id:kljpcatholic:20201019150731j:plain

2018年10月のアジアで一緒ごはん以来、毎年近隣諸国に住むカトリック日本人か集い、ミサと一緒ごはんを共にすることで交流と仲間作りを続けてきました。これは本当に楽しい集いであるだけではなく、霊的なつながりを感じる事のできるとても素晴らしい行事です。ですがこの状況下で開催予定の2020年一緒ごはんは残念ながら来年以降に延期となりました。

 これまでの一緒ごはんの様子。2018年、2019年。

kljpcatholic.hatenablog.com

kljpcatholic.hatenablog.com

そんな中、KLの在籍者からは、せっかくだからマレーシアのカトリック日本人だけでも何かやりたい。一緒に祈るとか分かち合いをするとか聖書を読むとかしませんかという提案がありました。

そこで、KLカトリック日本人コミュニティでは、Skype を使ったオンライン分かち合いの場を設け、スタートすることにしました。

f:id:kljpcatholic:20201019151125j:plain

第一回目のオンライン分かち合いは、初めの祈りとして "主の祈り" に続いて、このコロナ禍での "気づき" を近況報告を交えてそれぞれが分かち合いました。ほんの1年前には誰しもが世界や身の回りがこんなに激変するとは考えていなかっただけに、それぞれの視点で色々な体験や霊的に感じたことが分かち合われました。

 

聖書は山上の垂訓から真福八端、マタイ5:1-11 が読まれ、ハヤット神父様の解説書を使いながら、各自の感想や気付いたことを分かち合いました。続いて十戒の箇所、出エジプト記20:1-21 も朗読され、それぞれの信仰とも照らし合わせ、自由な分かち合いがなされてゆきました。

10月はロザリオの月ですので、終わりの祈りは "Ave Maria の祈り" で心を合わせました。

何もかもが変わってしまったように感じる2020年ですが、すべては神さまのみ手のうちにあり、神にのみより頼み、信頼して毎日進んでゆくことには参加者それぞれが共感したようでした。

KLでは公開ミサも感染再拡大によって再び休止となり、すべてがオンライン中心で教会や私たち信仰共同体のあり方を考えさせられます。それだけに実際に "集まる" ことができた日々は貴重でありがたかったと気づきもありました。当たり前のように行われていた主日のミサや、カトリック日本人コミュニティ主催の対面での入門講座、信徒向け聖書の分かち合いも、休止になってみるとそのありがたさが今、身に沁みています。

一方でITの発展により、以前ではあまり考えられなかったオンラインミサや、Skype分かち合いが手軽にできるようになったことの利点もまた大きいです。オンラインであっても、お互いに分かち合ったり励まし合ったり、共感したりすることはできます。

コロナ禍の今、信仰の恵みをいただいていて本当によかった、このオンライン分かち合いを開催できてよかったと思う、信仰の仲間がいて心強い、との感想が寄せられました。

これからも私たちはこの状況下の中、また定期的にオンライン分かち合いを開催する予定です。

f:id:kljpcatholic:20201019155617j:plain

心の貧しい人々は、幸いである。天の国はその人たちのものである。(マタイ11:3)

 

クアラルンプール(KL) カトリック日本人コミュニティ 

連絡先 : kljpcatholic@yahoo.co.jp

FB : https://www.facebook.com/kljpcatholic

ブログ : https://kljpcatholic.hatenablog.com/archive

コメントは ↓ 一番下のボタンからお待ちしております。