2021年最初の分かち合いと新年懇親会

2021年が明けたのもつかの間、再びマレーシアはMCO(行動制限令)下 に入り、ステイホームの日々でしたが、約2か月間のMCOのおかげか、最近は少しずつ生活の規制も緩和されてきました。

現在KL首都圏はCMCO(条件付き行動制限令)下となっています。もちろん厳しいSOPの順守は続きます。

KLカトリック日本人コミュニティが所属している KL St. John's Cathedral では、先着順の事前登録制で公開ミサも始まりました。ですが私たちにとってはまだ参加のハードルは高いです。もう少し様子を見ていこうと思います。

オンラインミサやオンライン分かち合いは、今や普通に頻繁に行われるようになってきました。Zoomミサのお誘いも各所からいただいていて、ありがたい限りです。主日の「聖書と典礼」も毎週、KLでも在籍者に配ることができているため、こちらも有り難く読ませていただいています。

私たちもCMCOに緩和されたことで、延期になっていた対面での新年会と分かち合いを久しぶりに行うことにしました。

3月に入っても華やかなCNY飾りは続いています。お祝いの食卓の装飾は一緒ごはんを思い起こさせます

今年は丑年、勇ましい大きな金の雄牛像がコロナウイルスを踏みつけています

そして有名なこの3D映像も引き続き流されています

金色に塗装された勇ましい牛が "TOGETHER FIGHT AGAINST COVID-19" とコロナを打ち破る映像です。ここに "TOGWTHER" とあり、私たち1人で何か頑張るのではなく、一緒に乗り越えるというメッセージからは、特定の宗教を超えた普遍の福音を感じることができます。

私たちも久しぶりに元気な姿で再開できたことをお互いに喜び合い、急速にオンラインが普及して便利になった今だからこそ、実際に会って話せることのありがたみに感謝し、それがいかに重要だったかということに各自それぞれが気づかされました。

この1年、ショックを受けるほどの環境の大変化があり、ステイホームの中で神さまと自分との関係、信仰と向き合わざるを得ない状況でした。それぞれが死生観にも向き合いました。

そしてこれまでの潜在的な問題が、これから表面化してゆくことで、新しい生活や人生の変化が始まっている、信仰を含む意識改革が求められるだろう、またオンライン化した人間関係は、リアルの大切さへの気づきから対面という原点に戻ってゆくだろう…などたくさんの分かち合いは続きました。

今年の維持費支払いと会計報告も済ませ、元気な再会を約束し、楽しい新年懇親会はお開きとなりました。

神に感謝

クアラルンプール(KL) カトリック日本人コミュニティ　

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