クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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待降節第一主日

世界中のカトリック教会は "待降節" に入りました。
今日11月29日は待降節第一主日 "First Sunday in Advent" です。

待降節を英語では "Advent" といい、これはラテン語の "adventus" 意味は
"Coming, 再臨" に由来しています。

"キリストの再臨"は "the Second and Final Coming of the Lord", "Parousia" 
ですが、日本語の "待降節" という字を英語で生活するローカルのクリスチャンに
説明したところ、とても素敵な意味だと言っていました。 
本当にそうですね。 

この時期祭服の色は紫、再臨と主の降誕の準備の期間にあたります。

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           KL St. John's Cathedral お御堂の飾り付け

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         Advent candle のひとつに火がともりました

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Hope, Love, Joy, Peace の4本のうち、今日第一主日は"Hope" "希望" のろうそくに
火がともりました。

また、カトリックの暦は今日、待降節第一主日から始まっています。
朗読箇所のサイクルも、先週までのB年からC年に変わりました。
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        教会備え付けの朗読箇所の本 "Sunday Reading Year B"

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        今日からC年の本を使います。 "Sunday Reading Year C"


       お御堂横の馬小屋はまだ準備中、ただ今制作途中のようです。
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     出来上がりが楽しみです。今年はどんな馬小屋になるでしょう。

クアラルンプールでは日本と同じように、今の季節はどこもクリスマスの飾り付けが
なされ、お店は賑やかにクリスマス用のグッズやプレゼントが売られ、ショッピング
モールでは聖歌が流れています。

また全マレーシアが、12月25日は国民の祝日でお休みとなっています。
多民族・他宗教が共存する国ならではの寛容さを感じます。

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KL市内 ショッピングモールの飾り付け
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日本同様、ハロウィーンの飾り付けが終わるとクリスマス商戦がはじまります

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    天使やマリアさま、幼子イエスさまや馬小屋なども普通のお店に並びます。

慌ただしい年の瀬が近づいていますが、ここKLではキリスト者もそうでない方も、
大人も子供も、それなりにみな、平和にそれぞれの真夏のクリスマスシーズンを
楽しんでいるようです。