クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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聖なる扉を開く式 待降節第三主日


常夏の国マレーシアは、クリスマスシーズンでも真夏の気温です。
首都クアラルンプールのある半島西側は、今の季節はモンスーンで、
雨期にあたります。

雨期といっても日本の梅雨のように一日中雨が降るのではなく、時々夕立のような
激しい雨に見舞われるような、南国ならではのこの季節の雨の降り方です。

12月8日無原罪の聖マリアの大祝日に始まった "いつくしみの特別聖年" ですが、
この日のバチカンでの "聖なる扉" を開く式に続いて、今日12月13日(日)の
待降節第三主日には、世界中の司教座聖堂 (Cathedral) と指定された教会で、
それぞれの "聖なる扉" を開く式が行われます。

ここKL大司教区でも、5つの教会の聖なる扉が今日、開かれます。
KL中心の St. John's Cathedral でも、聖なる扉を開く式と、それに続く
待降節第三主日のごミサがおこなわれました。

"Opening of Holy Door - The Jubilee Year of Mercy 2015"
 
       朝、お御堂の正面入り口の聖なる扉はまだ閉じられています



外は雨上りで風もなく、いつもより蒸し暑い朝になりました。
お御堂の周りの駐車場は閉鎖され、ミサに集まった大勢の人はお御堂の外で待ちます

10時半、高らかな鐘の音と共に、Julian Leow大司教様司式による、
聖なる扉を開く式と、待降節第三主日の聖体祭儀が始まりました。

私たちはお御堂の外で入祭の歌・あいさつ・あわれみの賛歌のあと連願を歌います。
連願の間、大司教様と司祭団が聖なる扉のところまで行進します。

お祈りの後、聖なる扉の前でイザヤの預言が朗読され、聖なる扉に献香と聖水で祝別
          いよいよ大司教様が扉を開きます

大勢の人々の熱気で混雑しています

大司教様と司祭団が扉をくぐってお御堂に入ります


信徒もそれに続いて扉をくぐり、お御堂に入り席に着きます

私も皆と聖なる扉をくぐります。

お御堂に着席すると、集会祈願からごミサが続けられます。
今日は大きな大聖堂の椅子がすぐに満席になり、外には立ち見も出ています。
おそらく数千人以上の人々がここに集まったようです。
      
Advent candleは、3本目の"JOY" "喜び" のろうそくに灯がともりました

さて、お御堂内の馬小屋の進捗状況は、
今週は、三賢王と羊飼い、らくだが揃いました

来週はいよいよマリアさまとヨゼフさまが登場することでしょう


KLの街は、ますます賑やかに年の瀬を迎えています。
クリスマスがいよいよ近くなってきました。