クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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神の母聖マリア/世界平和の日 Mary, Mother of God/World Day of Peace


2016年 あけましておめでとうございます。

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真夏のマレーシア・クアラルンプールでも、31日の大みそかの夜は
民族、宗教、人種を問わず、共に新年を祝います。
街の中心だけでなく、住宅地でもあちこちで花火が上がり、共に新年を祝い
平和を祈ります。

カトリック教会は1月1日を "神の母聖マリア" の祝日としています。
また同時に、"世界平和の日" World Day of Peace でもあります。

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"神の母聖マリアの祝日" とは・・

新しい年を迎えた今日、降誕8日目にあたる1月1日に、教会は、ローマの古い伝統に
従い、“神の母マリア”の祭日を祝います。
マリアを「神の母」と宣言したのは、431年のエフェゾ公会議でした。
年のはじめをマリアの記念日として祝い、祈るのは古いローマ教会の伝統によって
います。また、この日がことに大事にされるようになったのは、12月25日から
数えてちょうど8日目にあたるからです。
8日目にあたる今日、誕生した神の子は「イエス」と命名されることにより、
正式に神の民の歴史、人類の歴史の一員になります。
そして、マリアには、救い主としてのイエスの使命に、自分も深く一致するという
母の姿があります。
マリアは、羊飼いたちにイエスを示し、彼らを喜びでみたしましたが、今日も
私たちに恵みそのものであるイエスを示し、与え続けられます。

今日は「世界平和の日」でもあります。
教皇フランシスコは、「世界平和の日」のためのメッセージを発表しました。
http://www.cathoshin.com/2015/12/31/wdp-2016/
その中で、すべてのキリスト者が心を合わせて平和のために働くように、
そのための基盤は兄弟愛であることを述べておられます。
今日、世界の人々と心をひとつにして、たまものである平和を祈り求めましょう。

                      (女子パウロ会Laudateサイトより)

"いつくしみの特別聖年" のこの年が、みなさまにとって恵み豊かな年でありますよう
お祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。