Cheras, Church of St.Francis Assisi
(※追記 2018年まで Church of St. Francis of Assisi は、改修工事のため
閉鎖されています。下記記事は2016年当時のものです)
Church of St. Francis of Assisi は、KLの南側に位置する Cheras (チェラス)地区に
あります。
チェラス通り Jalan Cheras を南に下り、レジャーモールの先をカジャン方面に
さらに進み、チェラスセントラルモールを右に見ると、教会が左側に見えます。
中心からは車で30分くらいのところです。
Cheras地区は、中心の繁華街ブキビンタンに近いところから始まり、
行政区的には、クアラルンプール市に属するチェラスと、セランゴール州に属する
チェラスとが隣接し、南側の郊外 Kajang にかけて広がる広い地域です。
この教会は比較的遠い方のチェラスにあたり、セランゴール州に属しています。
お御堂内は木の作りで暖かさが感じられます。
こちらの主任司祭は、カプチン会出身のアンドリュー神父様で、そのすばらしい
お説教はKLのカトリック信者の間にとどまらず、他の教会でも有名だそうです。
この教会の特徴はとにかく敷地が広いことで、幼稚園が併設され、大きな駐車場も
ありますが、なんといっても一番の特徴は、お御堂を囲んでお庭に十字架の道行きが
あり、その一つ一つの Station のご像が大きく、黙想しながらお庭を歩いて
回ることができることです。
St. Francis of Assisi, Cheras お庭の "十字架の道行き"
(Stations of the Cross /Way of the Cross)
"十字架の道行き" とは・・・イエスと共にする旅・・・
キリスト者にとって、信仰の巡礼者として目指している神秘の中心に
イエス・キリストの受肉、受難、死と復活があります。
イエスがペトロに尋ねたように、「わたしをだれだというのか？」という
問いに対して、わたしたちはどのように答えるでしょうか？
信仰者としてわたしたちは一人ひとり、イエスとともに旅をすることによって、
その答えを見いだすように呼ばれています。
イエスは神との交わりの決定的で新しい道を開き、法を改革し、病人を癒し、
苦しむ者を慰め、最悪の罪びとにさえ憐れみを示し、疎外された人とともに
パンを分かち合い、神に呼ばれているその姿へと変容する道を教えてくれます。
わたしたちは現代において、キリストの弟子であるようにと呼ばれています。
十字架の道行をする時に、わたしたちは、心重く、昔を懐かしみ 過去にとらわれて
いるわけではありません。まったくその反対です。
この地上において神の国を建設するように呼ばれ、その土台となっている信仰を
学ぶのです。十字架を抱擁しないかぎり、復活をも迎え入れることはできません。
それほど単純なことであり、深遠な事実です。
しばらく立ち止まって各留を黙想し、イエスとその弟子としての自分について
話されていることを思い巡らしてください。
イエスの受難と復活の秘儀により深く入り、わたしたち自身の平和への旅路を
歩き続ける自分を見いだすことを祈り願っています。
(女子パウロ会 Laudate サイトより)
"十字架の道行き" の祈り方
英語版 "Stations of the Cross"
KLの中心からは少し離れた住宅地にあるこの教会ですが、特に聖週間中はこの
"十字架の道行き"をイエスとともに歩き祈る人やグループで多くなることでしょう。
現在は、KLの中心から放射状に延びる Jalan Cheras でアクセスできますが、
2017年に開業予定の MRT鉄道 "Sungai Buloh-Kajang Line" 路線の
"Taman Connaught" 駅が近く、早い開通が期待されています。
Church of St. Francis Assisi
7th Mile, Jalan Cheras, 43200 Selangor
Tel/Fax: 03 90758236
ミサの時間
月－金 7:00
土 18:00
日 7:30 (タミール語)
9:30 (英語)
11:30 (北京語)
17:30 (マレー語)
ミサのそれぞれ30分前からロザリオの祈りがあります。
