クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

KL Japanese Catholic Community official site

Tampin, Negeri Sembilan, Church of St. John Vianney


<マレーシア、カトリック教会案内・・特別篇(聖年)>
タンピン、聖ジョン・ヴィアンネ教会
 
海外にいて、カトリックの日本語の情報が少ない私にとって、
クアラルンプール・カトリックフェローシップ ”日本人の集まり分かち合い”
は、心に安心と平和、喜びと希望をもたらしてくれています。
 
皆さん、生き方も、環境も、状況も、それぞれ違うのですが、心は一つです
神様の御手に寄りすがった結果、神様が神様の意志で引き合わせてくれたのです。 異国の地にあって「感謝」以外、何ものでもありません。
 
そういう中で、今年は「いつくしみの特別聖年」です。
カトリックの勉強不足ワタクシとしては、情報が無いなら探すしか
ありません。で探しました。
 
聖年とは本来は、一定期間において、カトリックの信徒が決められた
条件の下でローマを訪れ、祈る信徒に「特別免償」が与えられるという
1年です。
 
歴史的には、最初は100年に1回やって来る「聖年」でした。
それが50年なり、教皇ウルバヌス6世がさらに、その間隔を33年にした
そうです。その理由は、イエス・キリストのこの世における生涯を
思い起こすものだそうです。
 
1470年、教皇パウロ2世は、聖年を更に短くして、25年に一度のサイクル
なるように決めたそうです。聖年の始まりに、4つの大聖堂の、
「聖なるドア=Holy Doors」が、約1年の期限付きで開かれます。
 
この聖年を、短くはしないけど、現ローマ教皇のフランシスコの命で、
特別に・・・2015年12月8日から2016年11月20日までを
「ジュビレオ・ストラオルディナーリオ=特別聖年」と定められました。
 
皆が皆、あの遠いローマに行けるわけじゃありません。
私なんてお金ありません。・・なので、そういう人達のために、
世界各地の司教座聖堂や、巡礼地においても、聖なる門を
いつくしみの門」として設けられたのです。
 
だから自分の国で、住んでいる地元で指定された教会に行けば、免償恵み
をいただけるとされています。
日本にもありますし、もちろんマレーシアにおいても、
・・世界中で、定められました。
 
そういう中で、最近経験した、マレーシアの「聖年」
(=Holy Year, Jubilee Year)の巡礼の「聖なる扉」(=Holy Doors)の、
教会訪問記書きたいと思います。

下記は、マレーシア各地の指定された「HolyDoors」教会のリストです。

・・最初は、現地のカトリック教会の、ローカルの信徒さんたちとの
日帰りバス巡礼記です。まず最初に訪れたのは、ヌグリ・スンビラン
過ぎて、マラッカに行く途中のTampin「タンピンの教会」でした。

ここは、守護聖人が「聖ヴィアンネ神父」様です。
古風な素敵な素朴な教会です。歴史を感じます。


アワてんぼうのワタクシは、開いてる横のドアから入ろうとしたら、
ローカル友人に「正門は、真ん中こっちだよ」と言われて泡食った。

この「Holy Door」は、新しく設置したようです。



終始、周りの窓からは、清々しい風がお御堂に入り込んでできます。



マレーシアのほとんどのカトリック教会にある「聖ヴィアンネ」の功績の
看板が、当然ここにも。



ごミサでは、バンドも演奏されるようです。


一方で・・マリア様だけの壁の画・・専用の部屋がありました。



・・・お馴染み、ルルドです。




 ・・・お顔も、色使いも素敵な像です。



チャイニーズ系の神父様がバスに同行されたので、最初のごミサは
この教会になりました。落ち着いた雰囲気のよい教会でした。

さて次回は、いよいよマラッカのセント・ピーター教会訪問です。
                              
Church of St. John Vianney, Tampin, Negeri Sembilan
Jalan Seremban, Batu Satu, 73000 Tampin
Tel: 06 4417362
Fax: 06 4418005

ミサの時間
火曜-金曜 19:30
土曜             8:15
日曜     7:30