クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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復活節第2主日 神のいつくしみの主日 Second Sunday of Easter of Divine Mercy


4月3日(日) は、復活節第2主日 神のいつくしみの主日
"Second Sunday of Easter of Divine Mercy" にあたります。

KL St. John's Cathedral では人々が会うごとに "Happy Easter!" とあいさつを
交わし、しばらく続く復活節を共に祝う明るいムードです。

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"復活節第2主日 神のいつくしみの主日" は、教皇ヨハネ/パウロ2世によって
定められました。教皇ヨハネ・パウロ2世は「神の愛のこもった寛容さ」が輝き出る
復活節に、神のいつくしみをほめたたえるよう、この名の付記を定められました。

復活祭の喜びの中で、再び主日を迎えた今日、キリストが復活された
「週のはじめの日」は、教会の中では週のもっとも大切な日となりました。
つまり、日曜日ごとに「主の日」として、パンを裂き、復活を祝うために集う
かけがえのない日となったのです。
                      
また伝統的に "白衣の主日" とも呼ばれます。
"白衣" とは・・
初代教会の洗礼式は、復活徹夜祭の中で行われました。
しかも、水の中に全身を浸し、洗礼の時の言葉も頭まで水に沈める形でした。
水から上がった受洗者には、真っ白い衣を着せました。それは、聖パウロが言う
「神にかたどって造られた新しい人を身に着けた」ことを意味しています。
受洗者は、新しく生まれた人として、1週間この白衣を着ていました。
その白衣を脱ぐ日が、復活節第2主日でした。そのため、復活節第2主日は、
「白衣の主日」とも言われています。
この白衣の代わりに、現在は、受洗者に白い布を渡す「白衣の授与」があります。
 「あなたは新しい人となり、キリストを着る者となりました。
  神の国の完成を待ち望みながら、キリストに従って歩みなさい」
と、司祭は言います。
そして、女性にはベールを、男性には小さな白い布を、頭か肩にのせます。
                                                                 (女子パウロ会Laudateサイトより)

白衣の主日は、子供の初聖体をする教会も多いです。
今、教会は「いつくしみの特別聖年」を過ごしています。
神の愛、いつくしみを生きることができますように。

また、復活徹夜祭と復活の主日のフランシスコ教皇さまのミサ説教日本語版が
発表になりました。
 復活徹夜祭ミサ説教
 3/27 復活祭メッセージ(ローマと全世界へ)

      マレーシアに咲くプルメリアの白い色は復活節を思わせます
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今日の朗読箇所より
恐れるな。わたしは最初の者にして最後の者、また生きている者である。
一度は死んだが、見よ、世々限りなく生きて、死と陰府の鍵を持っている。
さあ、見たことを、今あることを、今後起ころうとしていることを書き留めよ。
                                                                       (ヨハネの黙示録1:17-19)