ミャンマー難民教育センター REC を表敬訪問
KLの南側、Cheras地区のTaman Connaught にある Ruth Education Centre(REC)
というミャンマー難民青少年のための教育センターを訪ねました。
Taman Connaught はKL市内では一番長いといわれるナイトマーケットがある場所
で、毎週水曜日の夜は1km以上の市が開かれることで有名です。
この一角に、Michael Moey 牧師が代表をつとめる "REC" があります。
ここでは14歳から20歳までのミャンマー人青少年男女60名が勉強に励んでいます。
教科は英語の習得を中心に、科学、数学、音楽などで毎日4時間学んでいるそうです
この日はマレーシアチャイニーズのタン先生による英語の授業中で、みな生き生きと
積極的に発言していました
先生の英語の授業には、私たち日本人もつい聞き入ってしまいます。
センターは全部で7つあり、それぞれの場所に分散して生活しているそうです。
今回は「ハタチ基金」http://www.hatachikikin.com/のサポーター(呼びかけ人)で
KLで「不用品販売の売上金を東日本大震災の被災地の子供達に寄付する活動」
をしている方と、カトリック日本人コミュニティからも数名が、衣類や雑貨、
子供の衣類やおもちゃなどの献品を持って、こちらに一緒に伺いました。
持参した手作りの折り紙 "コマ" には みな大興奮です。
タイルの床はよくまわります
みなさん、輝くような瞳と笑顔が印象的で、私たちを歌で歓迎してくれました。
聖歌 " Holy is He"
Michael 牧師指揮によるソプラノ・アルト・テノール・バス各パート別の混声合唱
は、それはそれは美しく、その暖かく心のこもったおもてなしに、私たち日本人一同
深く感動しました。
次に生徒さんから "これはミャンマーの歌で、友達を励ますときに歌う歌です" と
ギターの演奏が。
歌が進んでいくと、聴いたことのあるメロディー…これは長渕剛さんの有名な
ヒット曲 "乾杯" ではないですか。
ミャンマー語の歌詞を持つこの曲の由来を知って、みなさん感激していました。
日本とミャンマーは、色々なつながりがあるようです。
最後にMichael牧師と全員でお祈りをし、私たちのことも祝福してくださいました。
今回のこの出会いは大変すばらしいものでした。
KLに暮らすミャンマー難民の青少年のお役にたちたいと献品に伺った私たちが
美しい聖歌によって慰められ、日本の歌で励まされ、勇気づけられました。
最後は一人一人全員と固い握手を交わしました。
神さまが計らって下さった、偶然でないこの新しい友との出会いに感謝です。
また必ず訪問することを約束してセンターをあとにしました。
今回、献品のご協力してくださったみなさま、ありがとうございました。