クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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KL Japanese Catholic Community official site

2016/5 祈りと分かち合い

 
2016年5月の KLカトリック日本人コミュニティ "祈りと分かち合い" は、
5月22日(日) KL St.John's Cathedral で行いました。
 
カトリック教会では伝統的に5月はマリアさまの月として、とりなしを願う祈りを
特にする習慣があります。
私たちもまず "アベ マリアの祈り" (めでたしの祈り)と、
"熊本地震被災者のための祈り" (下記)で、はじめの祈りをした後
キリストにおいてここに集められたことを感謝し、また分かち合いの後は、
日本で子供たちに親しまれている聖歌 "マリアさまのこころ"を歌って
お開きになりました。
 
イエスとは誰か、私の人生とどう関係があるのかをテーマにした分かち合いを
続けていますが、今回は "イエスの生涯" から マタイ福音書の箇所のみ言葉を
朗読し味わったあと、それぞれの気づきを分かち合いました。
 
"自分はどこからきてどこへ行くのか?"  "役割をすべて外した時、私は誰なのか?"
"神との関係はどうか?" など、それぞれの気づきや体験を分かち合い、各自の今後の
黙想のきっかけとしました。
今回は初めて参加された求道者の方もいらして、自由な質問や様々な気づきが
出ることで分かち合いがさらに活動的なものとなり、大変楽しい集いとなりました。
 
次回のKLカトリック日本人コミュニティ "祈りと分かち合い" は、
セントジョンズカテドラル会場では、7月3日(日)を予定していますが、
6月中旬に、同じ内容を別会場で行うことを検討中です。
詳しくはメールでお問い合わせください。
 
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「熊本地震被災者のための祈り」4
全能永遠の神であるわたしたちの父よ、
生命(いのち)そのものであるあなたは、苦しむ人々を祝福してくださいます。
熊本地震によって困難の中 にある人々を顧みてください。
地の 面 (おもて)が揺らぎ、木の葉のように震えている今、...
生命(いのち)の源に呼び戻された家族、友との別れに、
人々が打ちひしがれている今、
多くの人が助けを必要としている今、
多くの人が希望を失っている今、
人々の目が開かれ、あなたがくださる祝福に目を向けることができますように。
あなたのいつくしみによって、絶望のうちにも希望を、暗闇の中にも光を、
悲しみの向こうに喜 びを見出すことができますように。
すべて善いものをくださる父よ、御子キリストが遣わされた聖霊が、
々に困難を乗り越える力 と勇気を与えてくださいますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
(福岡教区長 宮原良治認可)
 
「熊本地震被災者のための祈り」③
いつくしみ深い父である神よ、
熊本地震によって受けた心と身体の傷に苦しむ人々のために祈ります。
周囲の人々の援助を通して一日も早く癒され、希望をもって生きることが
できますように。
亡くなられた人々のために祈ります。あなたの光の中で、永遠に憩うことが
できますように。...
遺された人々のために祈ります。現実を受け入れ、乗り越えていくための勇気と
心の平安をお与 えください。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
(福岡教区長 宮原良治認可)
 
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