クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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三位一体の主日 The Holy Trinity


全世界のカトリック教会は "聖霊降臨の主日" の翌週、2016年は5月22日(日) に
 "三位一体の主日" "The Holy Trinity" を祝います。

三位一体の主日とは・・・

三位一体の祝日は、ラテン教会において1030年に、聖霊の降臨の次の主日に
祝われた記録が残っていますが、1334年 教皇ヨハネ22世により全世界の祝日として
制定されました。
主の過越を中心とする四旬節、復活節という季節も終了し、すでに年間の季節に
入っています。その最初の主日が三位一体の主日です。あらゆる祝日、主日は
三位一体の神の記念とはいうものの、救いの歴史が神の御ひとり子イエスの復活と
約束された聖霊の派遣により完成されたこの時に、今日の祝日を特別に祝うことは、
実にふさわしいことと言えるでしょう。
今日、教会はもう一度救いのわざを振り返り、「父・子・聖霊」が人類の救いをともに心にかけてくださり、実現してくださったことを思い起こし、味わいます。
すべての人は聖霊をとおしてみ子と結ばれ、「父・子・聖霊」という名のうちに、
私たちを愛し、生かしておられる神が示されています。
私たちは、「父・子・聖霊」の名によって洗礼を受けました。
今日、私たちが十字を切る度ごとに、この恵みを思い起こすことにしましょう。

聖霊降臨の主日の次の日曜日は、三位一体の主日です。
キリストの死と復活、聖霊降臨という偉大な秘義を祝ったキリスト者は、その救いが
父と子と聖霊のわざによるものであることを思い、味わいます。
三位一体の神秘は、私たち人間の知性では決して知ることのできなかったことです。
それを私たちに教えてくださったのは、他でもなく、イエス・キリストです。
イエス・キリストは、私たちに三位一体の神秘を啓示してくださったばかりか、
私たちを三位一体の内面のいとなみに招き、導いてくださるのです。
三位一体のためのミサの祈願は、8世紀半ばの典礼書に見ることができます。
1334年に、教皇ヨハネ22世によって導入され、1570年のピオ5世の「ミサ典礼書」
以降、教会に定着し、教会はこの救いの神秘の祝日を大切に伝えてきました。
教会の祝祭日は、キリストの出来事を記念し、その日の福音書は、それを理解するために選ばれています。三位一体の主日は、歴史的には、教会の教義をつくりあげて
いくときの影響を受けているので、理念の祝日ともいわれているほどです。
三位一体の神秘は、新約聖書の中でほとんどいつも“派遣”というテーマで啓示されて
います。私たちの救いのために、父が子を派遣し、父と子とが聖霊を派遣するという
テーマです。
今日、私たちが日ごろ祈っている栄光唱を味わいながら祈ることをおすすめいたします
また、パウロ家族で大事にしている「三位一体への祈り」もご紹介します。
共にお祈りください。
                                                                (女子パウロ会Laudateサイトより)
 
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その次の週 5月29日(日) は、"キリストの聖体"
"Solemnity of Corpus Christi - The Most Holy Body and Blood of the Lord"
の大祝日になります。
KL St. John's Cathedral のこの祝日の夜のミサ後、聖体の行列を行います。

5月29日(日) 17:00 ロザリオの祈り
      17:30 晩の祈り
      18:00 ミサ
      19:30 聖体行列 教会を出てJalan Bukit Nanas から
          Telekom Muzium を行進して教会に戻ります。
      21:00 親睦会

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