クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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キリストの聖体 The Body and Blood of Christ



今日5月29日(日) は、"キリストの聖体"
"Solemnity of Corpus Christi - The Most Holy Body and Blood of the Lord"
の大祝日です。祭服の色は白。
イエスのもとに集まった多くの人々の食事を心配し、解散することを望んだ弟子たちに、「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい」と促しました。


キリストの聖体とは・・
キリストの聖体の祭日は、本来、「三位一体の主日」の週の木曜日に祝われますが、
日本ではこの日が守るべき祭日でないので、「三位一体の主日」の次の日曜日に
祝います。
「聖体の秘跡」に対して、教会はいつも最大の尊敬をはらってきました。
主の生涯の出来事を祝ってきた教会は、今日、主の形見ともいうべき「聖体の祭日」
を祝います。「私の記念としてこれを行いなさい」との主の命令によって、
「主の晩餐(ばんさん)」の記念は初代教会から大切にされてきました。
今日祝う「キリストの聖体」の記念祭儀が定められたのは、13世紀のことです。
教皇ウルバノ4世が教令を発布した1264年から、この祭日はローマ教会全体で
祝われるようになりました。
世界各地では、この日聖体行列を行うところも数多くあります。
この祭日の目的は、人類に対する神からの恵み、愛の結晶である「聖体の秘跡」
について公に感謝することです。
聖体の秘跡に集約されるキリストの恵み、キリストの体をいただく、
この恵みの深さは、生涯味わいつくすことができないでしょう。
しかし、この日特にこれを覚えて記念するのです。
                       (女子パウロ会Laudateサイトより)

KL St. John's Cathedral のこの祝日の夜のミサ後に、聖体の行列を行います。

5月29日(日) 17:00 ロザリオの祈り
      17:30 晩の祈り
      18:00 ミサ
      19:30 聖体行列 
          教会の外を出てJalan Bukit Nanas から Jalan Raja Churan、
          Telekom Muzium を行進して教会に戻ります。
      21:00 親睦会

カトリック教会の大きな祭日に、ご聖体とともに一般公道を行進、行列できるとは
日本人にとっては驚きです。政府や自治体が許可を出してくれることに感謝です。

KL St. John's Cathedral だけでなく、マレーシアではたくさんのカトリック教会が
キリストの聖体のこの日のミサ後に聖体行列を一般公道で行っているということです

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マレーシアの国花はハイビスカス、"ブンガラヤ"
赤だけでなくさまざまな色のブンガラヤが咲き調和しています
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また マリアさまの月、5月の締めくくりとして、KL St. John's Cathedral では
ロザリオの祈りをとなえながらの行進をします。
こちらはお御堂を出て、教会の敷地内を回ります。
5月31日(火) 7:30pm よりロザリオの祈りで行進
      8:00pm よりミサ
 

すべての人が食べて満足した。
そして、残ったパンの屑を集めると、十二籠もあった。 (ルカ9:17)
They all ate as much as they wanted, and when the scraps left over were
collected they filled twelve baskets.