クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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2016/8 祈りと分かち合い

2016年8月の KLカトリック日本人コミュニティ "祈りと分かち合い" は、
8月28日(日) にKL St.John's Cathedral バリッシュホール内教室で行いました。
 
イエスは私にとって誰なのか、私の人生とどういう関係があるのか、をテーマにした
分かち合いを続けています。
 
最初にみなでお祈りをして、そして今回は "受難に向かうイエス" その2として、
マルコ福音書から "神殿から商人を追い出す" とそれをはさんでいる
いちぢくの木の話の箇所の み言葉を朗読しました。
その中で、私たちの日常生活ではなじみのない、当時の慣習や背景の注釈なども
あわせて読みながら、それぞれの気づきを分かち合いました。
 
旧約の時代に限らず、世界中の様々な宗教でかつて行われていた "いけにえ" の習慣や考え方は、私たち日本人としてはとうてい理解しがたいものです。
 
その"犠牲" や"贖罪" の理解の難しさが、イエスの十字架上の死と復活と、自分との
関係を知ることへの難しさにつながるかもしれない、そして、
理解できないことも含めて信じる、神さまのみ旨とご計画なのだから、
今私たちにわからなくても何か必ず理由があるはずだろう、との素晴らしい意見も
次々出て、それを分かち合うことで、それぞれが観想の機会を持つことができました
 
また"福音の村" サイトから、この朗読個所の日にあたる晴佐久昌英神父さまの
2015年3月8日の主日のお説教を読み、私たちにとっての「宮清め」の意味も
新たにしました。
 
最後には毎回、日本語の聖歌を歌います。今回は今年9月4日に列聖式が行われる、
マザーテレサの祈り "わたしをお使いください" を歌いました。
 
この日は、分かち合いの後に懇親ランチの機会を持ち、信仰生活のことだけでなく
マレーシアでの日常生活全般についての情報交換など楽しいおしゃべりにも花が咲き
親交を暖めました。
 
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9月の"祈りと分かち合い"の予定につきましては、メールでお問い合わせください。
 
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わたしの家は、すべての国の人の祈りの家と呼ばれるべきである。
(マルコ11:17 / イザヤ56:7)