マレーシアから初の枢機卿が叙任
マレーシア初の枢機卿様が誕生されました。
KL大司教区から、すでに第一線は退かれた
Most Reverend Anthony Soter Fernandez
アンソニー・ソテル・フェルナンデス、クアランプール名誉大司教さまです。
KL大司教区はもとより、マレーシアのカトリック教会は喜びと感謝に包まれています
(バチカン放送局サイトニュースより)
"教皇、11月に公開枢機卿会議を召集、17人の新枢機卿名を発表"
教皇フランシスコは、11月に公開枢機卿会議召集の旨を告げ、この中で任命される
17人の新しい枢機卿(有権枢機卿13名、非有権枢機卿4名)の名前を発表された。
10月8日・9日の両日、バチカンでは聖母マリアへの信心をテーマにした聖年行事と
して、ロザリオの祈りや教皇ミサが行われた。
9日、ミサの後半に唱えられた正午のアンジェラスの祈りの折、教皇は
公開枢機卿会議の開催を告知。
「いつくしみの特別聖年」の終了日(11月20日)の前日19日(土)に枢機卿会議を
開き、この中で5大陸11カ国から13人の有権枢機卿(教皇選挙の投票権を持つ
80歳未満の枢機卿)を任命することを明らかにした。
そして、翌20日(日)「王であるキリスト」の祭日に、教皇はいつくしみの特別聖年
の閉幕ミサを、新枢機卿らをはじめ、枢機卿団・司教・司祭らと共同司式したいと
話された。
教皇は、新しい枢機卿たちが神のいつくしみの福音を世界のあらゆる場所で証しする
ことを願いつつ、13人の名前を発表された。
さらに、教皇は、教会の司牧に大きく貢献し、今は第一線を退いている名誉大司教
1名・名誉司教2名、またキリスト者としてのはっきりとした証しを示した司祭1名
を、先の13名と共に枢機卿団に加えたいと述べ、次の80歳以上の(教皇選挙の
投票権を持たない)新枢機卿4名の名前を発表。
ここに任命される人々は、神のいつくしみの愛を告げながら、神の民を育て、主の
群れの世話をし、信仰を証しする多くの司教・司祭たちの代表であると話された。
そのうちの名誉大司教が、
アンソニー・ソテル・フェルナンデス、クアランプール名誉大司教(マレーシア)
教皇は、これらの新しい枢機卿たちがいつくしみ深く忠実な大祭司キリストに従い、信仰と交わりの見える一致のしるしである教皇を助けることができるよう、皆に祈りを呼びかけられた。
マレーシアカトリック新聞" HERALD" オンラインの記事
日本のカトリック新聞の記事
10月16日(日)発行の "HERALD" 一面