クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

KL Japanese Catholic Community official site

2016/12/4 祈りと分かち合い

 
2016年12月第一回目の KLカトリック日本人コミュニティ "祈りと分かち合い" は、
12月4日(日) にKL St.John's Cathedral バリッシュホール内教室で行いました。
 
KL St. John's Cathedral ミサを知らせる鐘の音
 
 
イエスは私にとって誰なのか、私の人生とどういう関係があるのかをテーマとし
日本語でのお祈りとみ言葉の朗読を中心に分かち合いを続けています。
 
はじめにKLのミサでも英語でよく歌われる "あめのきさき" を皆で日本語で歌い、
今回は、"受難に向かうイエス" その5 として、"ゲッセマネの園での祈り" の箇所の
福音書のみことばを深く味わい、それぞれ気づいたことなどいただいた恵みを
分かち合いました。
 
キリスト者の祈りの規範となる、マルコ14章36節の
"アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯を私から取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、み心に適うことが行われますように"
のイエスさまのこの祈りの箇所を読んで、私たちもそれぞれの祈りを振り返ったり、
なぜ教会に行くのか?の理由など、さまざまな気づきや感想が自由に分かち合われ
ました。
 
以下は、その分かち合いの一部です。
① 私の祈りは願望をあれこれいうことはあまりなく、ただイエスさまのみ心を
受け止めるようにしている。自分の希望と違うことが行われることも、み心と
受け止めてお祈りをしている。
 
② 以前、日本にいる時には教会に行く機会が少なかったが、マレーシアに来てから
教会に行く機会が増えた。イエスさまと近くなったことで、マレーシアでの今ある幸せを深く祈りの中で想う。
 
③ キリスト者になる前は、祈りやミサになじみがなかったが、教会に来るようになってからだんだんと抵抗なく受け入れられ、仲間もできて皆と祈るようになった。
 
④ 多民族・移民の国マレーシアでは、実にさまざまな民族と国籍の人が大勢、ミサに集まる。世界中から集ったさまざまな人がイエスさまの体をいただき、キリストに
おいて一つになるのは、日本にいた時より "教会はキリストの体" を実感し、
また一体感も感じる。
 
⑤ 毎週、実生活では色々なことがあるが、ミサに与るとリフレッシュする。神の家である教会に行きキリストに会え、いただく。仲間がいてミサに与り、イエスさまの心を共にし、真実を知ることで精神的な喜びがわいてくる。
  
⑥ 自分の願いや希望を祈りの中で言う時、その時に善いものと思っても、それが自分のエゴや都合から来るものかよくわからない。なので最後にこの "み心に適うことが行われますように" を付け加えている。それで祈りの中で自由に自分を出せる。
 
最後の祈りとして、
コミュニティーメンバーの中に助けが必要な人がいたら、その方に神さまの希望の光がさすように。私たちが支え合い神の働き手となるように。
また日本で帰天した友とその家族のため。
そして、私たちが日々み心を歩むことができるようになど、皆で心を合わせて
お祈りし、この回はお開きになりました。
 
"祈りと分かち合い" のスケジュール等につきましては、お気軽にメールでお問い合わせください。
 
イメージ 1
 
 
しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように。
(マルコ14:36)