クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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KL Japanese Catholic Community official site

大司教館でのクリスマス・レセプション出席


新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年末、ジュリアン大司教さま主催の "クリスマス・ハイティーレセプション" に
"KLカトリック日本人コミュニティ" が招待されました。
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クリスマス12月25日(日) 午後に行われたこのレセプションには "KLカトリック
日本人コミュニティ" からは、代表7名が出席しました。
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St. John's Cathedral 近くのブキットナナス、KLタワー近くの緑豊かな都心です。
大司教館の中庭には、ご降誕の馬小屋がありました。
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招待をされたたくさんの方々が集まり始めています。
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参加者の面々は、首相府内務省から政府関係者、マレーシア全土から神父さま方々、
各修道会からの代表の方々、聖公会やメソジストなどプロテスタント教会の
牧師先生方、私たちのような外国人コミュニティメンバー、仏教寺院から僧侶の方々、モスリムの代表の方々、マレーシア国内で宗教を超えた交流の活動をしている
若者たちなど、さまざまな共同体の方々がここに一つに集い、テーブルを囲んで、
親睦と交流が行われました。
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ジュリアン・リュウ大司教さまは、写真撮影やお話かける方の列が絶えません。
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政府関係の方からは、多民族多宗教のマレーシアにあっては、共生ということ、
それには互いの理解と交流が何よりも大切というスピーチがありました。
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ジュリアン大司教さまからのメッセージは、神の独り子が私たちに与えられたという
クリスマスの意味、神の愛の深さについて。
引き続き、KL大司教区の神父さまによる福音書の朗読として、ヨハネ1:1から
み言葉がが読まれました。
女子パウロ会からのシスターは、マレー語でお祈りとメッセージがあり、
その後は軽食をいただきながら、自由な歓談と交流になりました。
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ハイティーのご招待ということで、当初はサンドイッチ・スコーン・ケーキなどを
思い浮かべていましたが、やはりここはマレーシア。
ミーフン・フライドライス・サテー、チキンレンダン…。
クリスチャンだけではないお客さまに配慮し、もちろんハラルです。
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ベジタリアン用の軽食の列が、別途あります。
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デザートは、定番メロン・スイカ・パパイヤ3点セットと、マレー菓子の "クエ"
飲み物は、お砂糖が入った甘いコーヒーと紅茶。
コンデンスミルクを入れて "テタレ" の出来上がりです。
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昨年3月に札幌から天使大学生たちが訪馬されたときに訪ねた、
Asrama Cahaya修道会・孤児院からのシスターにも再会し、懐かしく歓談しました
現在も日本人会から日本人ボランティアが数名、お手伝いに来ているそうです。

Franciscan Missionaries of Mary マリアの宣教者フランシスコ修道会 (f.m.m.)の
シスター メアリー・チャンさんとは、私たちコミュニティが日本の f.m.m と
関係があり、ご縁があることなど話が弾み、連絡先を交換することで、今後の互いの
交流についてお話しました。

ヨーロッパから来てKLにお住いの、スイスカトリックコミュニティの方とも
お話ができ、遠いところから来た方々との不思議な出会いのご縁も感じました。

KLに住むモスリムの若者たちから声をかけていただきました。
この方々は、Gloval Unity Network といい、多民族他宗教のマレーシアで相互理解と共生を目指して、各宗教と各民族の交流を勧める活動をしている方々で、
交流のため、次回の集まりには "KLカトリック日本人コミュニティ" も
ぜひ参加してください、とのご招待を受けました。

その後、移民の方々のコーラスや子供たちによる聖劇など、参加者による
パフォーマンスの数々
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ミャンマーからの子供たちによる、かわいらしい聖劇
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教会でも人気の、アフリカンコミュニティの美しいコーラス2曲
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アフリカンコミュニティによるパフォーマンスのビデオはこちら



最後は出演者全員とジュリアン大司教さまが舞台に上がり、皆で一緒に
"I wish you a Mary Christmas and a Happy New Year" など数曲を歌いました。
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ここ大司教館の場所で行われるのは3年に一度で、来年は聖公会、再来年はメソジストと持ち回りで行われるようです。

今回私たち "KLカトリック日本人コミュニティ" が公式にご招待されたことは、
大変光栄なことでした。それと同時に同じ共同体の一員として、日本人である私たちが、ここでどうかかわりを持ち、どうお役に立てるのか、何をすべきなのか、
といったことをもう一度考えるよい機会となりました。

スピーチでもメッセージでも盛んに言われた、ここ異国マレーシアでは、
「相互理解と共生」ということが大きなテーマであると、再認識しました。