クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

KL Japanese Catholic Community official site

プロテスタント日本人ネットワークさんとの交流


ここクアラルンプールで、プロテスタントクリスチャンのネットワークをされているミッショナリーの方々と、同じKL在住日本人キリスト者として交流の機会が与えられました。

カトリック情報ガイドブック2018によると、日本人カトリック人口は約44万人。
人口比で0.4%ほどの超少数ですが、プロテスタントを含めた日本人全キリスト者人口は、およそ1%と言われています。

プロテスタント教会と一言で言っても、およそ2000の教会が全世界にはあるそうで、私たちにはよくわからないことも多いです。
ですが、カトリック教会としては第二バチカン公会議以降、特にエキュメニカル運動も熱心に行っており、毎年世界中で教派を超えた合同礼拝 "Ecumenical Worship Service" が、日本やマレーシアだけでなく、世界レベルで行われています。

今年2018年の「キリスト教一致週間」"Week for prayer for Christian Unity" は、1月18日から25日まででした。

日本のカトリック中央協議会からのお知らせと、日本全国の行事と各地合同礼拝スケジュール
https://www.cbcj.catholic.jp/2018/01/17/15173/
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一方マレーシアでのクアラルンプール大司教区からのお知らせと、合同礼拝の式次第と7日間の祈りの意向のスケジュール

私たちの所属するKL St.John's Cathedral 界隈の地域でも (KL中心部として) 9つのキリスト教会の合同礼拝が1月11日に行われ、主任司祭レオナルド神父様も司式に参加しています。教区の信徒にも参加と交流を招いています。
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今年のテーマは "出エジプト15:6" から "主よ、あなたの右の手は力によって輝く" で、写真の日本とマレーシアの日本語と英語だけではなく、全世界共通となっています。

私たちは日本でカトリック教会から、プロテスタント教会については「イエスが救い主であることは同じ」「福音において何ら違いはない」「違いを強調するより同じところを見つけるように」とずっと教わってきているため、教会の違いを隔てる障害はむしろ何もありません。
今回も不思議なご縁のようなつながりに導かれ、異国であるここマレーシアで、日本語を話す1%のキリスト者との出会い、そして分かち合いが実現したことは、主イエスにおいてこれからも共に歩んでゆく上で、大きなと励ましとなりました。

KLでのプロテスタントグループさんの活動の歴史は長く、たくさんの方がそれぞれの教会に関わり、そして様々な活動や奉仕をおこなっています。
1人1人が使徒職を自覚し、自主的に共同体としての関わりを持っていることに大変尊敬の気持ちを持ちました。

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すぐに行動として一緒に何かを始めるというわけではありませんが、マレーシアクアラルンプール在住・日本人・キリスト者という共通点を持つ少数派の私たちが、共に祈り合い、励まし合うという在り方は意義深いものがあります。今回、交流の機会が与えられたことにとても感謝しています。

今回の出会いと交流の恵みを通して、神さまの意図が確実に私たちの上に置かれていることを感じました。
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主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。(エフェソ4:5-6)