クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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2018/8 祈りと分かち合い 全3回まとめ

 
今月の分かち合いは、10月の「アジアで一緒ごはん」合同黙想会が近くなってきたことから、その準備としてスケジュールや内容の打ち合わせをすることになりました。
 
黙想会のスケジュールの中に「ゆるしの秘跡」の時間帯があることから、これはどうしたらよいのか?そもそもゆるしの秘跡とは?などの質問がありましたので、
またとない貴重な日本語の黙想会を有意義なものにするためにも、今回は"秘跡とは?" また "ゆるしの秘跡" について、分かち合いをしました。
 
私たちに一番身近な秘跡はミサでいただく"ご聖体"ですが、やはりボーっと参加するのではなく、積極的な気持ちを持って臨みたい、苦しい人生の日々もあるが、だからこそ神の国を垣間見ることのできるこの恵み、このしるしを感謝してイエスをいただきたい、などの感想がまずありました。
 
お祈りは、晴佐久昌英神父様の最新の著書「おさなごのように」から「集められた者の祈り」を、また主の祈りとアヴェマリアの祈りで、キリストにおいて1つに集められたことの恵みに感謝しました。
 
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KLカトリック日本人コミュニティ にいただいた神父様のサイン
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マレーシアの教会は、多民族の信徒が集い、また多様性を認めているところが特徴で、神の民として観察すると本当に美しいです。マレーシアにはイスラム教、仏教、ヒンズー教、キリスト教が平和に共存していますが、その中ですべての民族が集うのはキリスト教会だけと言われています。
中国系、インド系、マレー系、西欧系などが集い、そして我々日本人もその中に混じり、モザイクのような美しいミサ典礼に与る神の民の姿は、日本では味わえない美しさがあります。
 
受洗してからゆるしの秘跡を受けたことは一度なかった、意味がよくわからなかったし、何をどうしていいかこれまでわからなかったが、黙想会での貴重な恵みの機会を生かしたいとの感想が分かち合い後に複数上がりました。
 
また、初めて教会にいらして聖書を学びたい、キリストを知りたい、信仰を持ちたいとおっしゃる方からもご連絡をいただき、新しい出会いにも恵まれました。
9月から "イエス・キリストとの出会い 彼の弟子、彼の友となる" の入門者向け
もまたスタートします。すでに信仰を持ち、信仰共同体として共に歩いているこの入門者の先輩にあたる私たち全員、この新しい方をお迎えして支えながら共に歩んでいけることに大きな喜びを感じています。
ご一緒に分かち合いができることを楽しみにしています。キリストに賛美
 
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この方は、ほかの大祭司たちのように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために毎日いけにえを献げる必要はありません。というのは、このいけにえはただ一度、ご自身を献げることによって、成し遂げられたからです。(ヘブライ7:27)