Jln Gassing, PJ, St. Francis Xavier's Church その1
マレーシアのカトリック教会案内 PJ フランシス・ザビエル教会
ある時、たどり着いた「教会」なのです。
ミサの時間も調べないで、昼過ぎに行ったものだから、カギは全部閉まっている。
仕方なく、鉄格子の外の横から見える祭壇を仰ぎ、聖体訪問。
しばらくお祈りしていたら涙が、ボロボロこぼれ落ちて、止まらなかった。
海外生活始まったばかりの辛い不安の中で、神様にお話出来たという安心感も同時に
心を襲ったのでしょう。
辛かった日本の生活に、けりがついて、会社も整理ついたし
「立つ鳥跡を濁さず」が出来て、今こうやって海外で、神様に祈る事が出来た事に感動して
涙が止まらなかったのだと思います。
逆境の中の安心と、感謝の気持ちが大きかったかもしれません。
つい先日行って来ました。外観はそのままですが
あの時のお御堂はなく今現在、大がかりな改装中です。
1961年建立ですから、確かにアチコチに壁の剥がれと崩れがあったように記憶してます。
これがお御堂の内部。マレーシアの工事の進め方が分からないけれど、窓、壁から始まり、
お御堂の中心はいつになるのでしょう。
祭壇への階段は、前出訪問のSS25の「イグナチオ教会」と似ています。
綺麗なお御堂が出来上がりそうです。
この教会にも、イポーの教会と同じように、周りにはセミタリーがありました。
教会の「塀」を利用したお墓です。素晴らしいです。
毎日、何組かのお墓参りのお祈りがあるようです。
「S F X 」はSt.Francis Xavier'sの頭文字を取った略です。
工事中の教会の裏には、このように、大きな仮の野外お御堂が設置されていました。
古いお御堂の、椅子や祈り台がそのまま生かされてましたよ。
ごミサに預かって、感じたことは、この教会の讃美歌は、パイピオルガン調で
「
キリエ～
」や「グロリア～」「クレド～」まで、
キリエ～」や「グロリア～」「クレド～」まで、ラテン語のミサ曲が多かった事です。
昔の信者さんは、懐かしいかもしれませんね。
少し照明が暗いとはいえ、仮のお御堂がこの雰囲気の重みですから、中々なものです。
柱で祭壇が見えませんけど。
この写真の正面の十字架のキリスト像には参りました。
照明がつくとこのように、もっとはっきりと映し出されます。
1枚の板で光と影・・シンプルな中に、キリストのすべてが伝わってくるようです。
これも、KL市内のカトリック教会の玄関の十字架です。
シンプルな中にその力強さを感じます。
初聖体のお祝いのケーキ
PJ地区のカトリック教会で、初聖体のために信者さんが作ったケーキ
最後に思い出したことがあります。マレーシアで次の人生を歩むための準備として、
日本にいる時に「マレーシアのカトリック教会」を検索しました。
マレーシアは、イスラム教の国で、カトリック教会など無いと思ってました。
でも、主はペトロと弟子達に世界中に行って福音を述べ伝えなさいとおっしゃいました。
マラッカにあるんですから、クアラルンプールにもあるでしょうと思い検索。
マレーシアKL地区だけのカトリック教会のリストを調べ上げました。
日本でその時、印刷したA4用紙をずっと、大事にとってあります。
見て下さい、ホッチキスの色が錆びて変色しているでしょう。
マラッカは日本語でヒットしたと思いましたが、クアラルンプールは
検索に引っかかりません。KLは、最初から「英文」検索です。
そうしたら、出てくる出てくる・・この資料を、心の頼り所にして、
マレーシアにやって来たのです。
当然カテドラルの「Cathedral of St.John」(1883年建立)が最初のページです。
当時、赤鉛筆で印をつけていました。ミサの時間もチェックです。
15ページ位のプリントアウトです、各地の教会のいろんな情報が詰まっています。
日本でいえば、「日本カトリック中央協議会のホームページ」ですね。
そういう中で、最初の滞在先の近くの、このSt.Francis Xavier's カトリック教会を
見つけ出しました。
＜St.Francis Xavier's Church>
135、Jalan Gasing 46000 Petaling Jaya, Selangor
Tel 03-7956-5977 www.sfx.com.my
ミサ時間・・月曜 6：15
火曜―金曜 6：15 18：15
土曜 6：15 18：30
日曜 6：45・8：30・11：30・17：30
毎日ミサ。 素晴らしい。
