クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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Subang Jaya, Church of St. Thomas More

マレーシアのカトリック教会案内 スバンジャヤ

10月19日のこのブログで「スパンジャヤのマリアさまの奇跡」の題で
ニュースに載った記事を紹介しました。

今回は、スバンジャヤにあるその「Church of St. Thomas More」
「聖トーマス・モア、カトリック教会」の案内です。

住宅地を過ぎて、周りが会社関係、工場関係の土地の静かな街の中に
あります。
 
 
 
 
前にもこの十字架を載せましたが、素晴らしいデザインだと、
この教会来るたびに思います。
シンプルな中にキリストが現代にも力強く息づいている象徴のようにも
感じます。
 
 
聖トーマス・モアは、政治家、政治指導者の守護聖人として、殉教によって
キリストの教えを証し、したのです。
たしか、弁護士の守護聖人とも聞いているんですが。

I 変わることのない教え

 世におけるキリスト信者の行動は、過去二千年にわたって、さまざまな形で現されてきた。その一つの現れは、政治生活への関与である。初代教会のある著作家が述べているように、キリスト信者は「市民としてのすべての義務を果たす」(1)。 聖人たちのなかで、教会は、政治や国家に惜しみなく献身することを通して神に奉仕した多くの人びとを崇敬してきた。こうした聖人の一人で、政治家・政治指導者の守護聖人とされた聖トマス・モアは、殉教によって「人間の良心の不可侵の尊厳」をあかしした(2)。 聖トマス・モアは、さまざまな形で心理的圧力を加えられながら、妥協することなく、卓越したしかたで、「正統な権威と制度への変わることのない忠実」を貫いた。トマス・モアは、自分の生き方と死を通して、「人間を神から切り離すことも、政治を道徳から切り離すこともできない」ことを教えた(3)。 
 
 
 
 
 
 
さて、話を戻して、お御堂の横にある、ここのルルドのマリア様の像に、
ある変化が突然生じたというので、信者さんたちはビックリ。
 
奇跡?じゃないかと騒ぎになりました。像の高さが7cm伸びたとか、
微笑む姿、涙を流す様子が確認されたとかの話で、一応、バチカンにも
報告するようです。
 
 
それ以来、このように前でお祈りする人たちや、写真を撮る人たちが
絶えません。
 
ホントに優しそうなマリア様のお顔です。カトリックは、偶像崇拝じゃ
ありませんので、像を通して、その奥にある神様の意図するもの、
神様に語り掛ける手助けになる心の伝達手段とでも言いましょうか。
 
時に、世界では、こういう像を通して、主が、マリア様が、ホントに
語りかけて下さることが、現実に起きています。
 
 
 
お御堂内では、 ミサが始まろうとしています。
 
三方から祭壇に向かって取り囲む形式のお御堂です。
2階もあり大きいなぁ~。マレーシア、どこでも教会は大きい
いうイメージを持つようになりました。
 
 
コタキナバルもそうでしたし、ペナンのカトリック教会も
大きかったですね。
 
 
ミサが終わって照明を落とす前に、一瞬だけこのようにキリストが 
光ります。単なるスイッチのON/OFFの関係ですが、すかさず、
光の力をいただいたような気分になってきました。
 
 
祭壇の右の方には、マリア様と御子のレリーフ像があります。
色合いがホントに素敵です。 
 
外が暗くなりましたので外のルルドの照明もつきました。
 
 
綺麗です。
   
 
聖トマス・モアは、映画にもなっており、トマス・モアは後に殉教するですが、政治がらみの映画なので、難しかった。
 
この教会には駐車場が無く、周りは会社が多く、道路が広いので
駐車場は、皆さん”路駐”で大助かりです。
 
「Church of St. Thomas More」
ミサの時間
月ー金 6:15 (第3水曜を除く)
土   17:00からノベナ、18:00からミサ
日         6:45・8:30・11:30

毎月第1金曜は、19:00から祈り 20:30から初金ミサ

No 12 Jalan TP5,Taman Perindustrian UEP   47610 Subang Jaya,
Selangor    Telephone: +603-8024 5125  Fax: +603-8024 5124