クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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Melaka, St. Peter's Church

 
マレーシア、カトリック教会案内・・特別篇(聖年)2>
              (マラッカ及びジョホール司教区)

マラッカのセント・ピーター教会 (St.Peter's Church)

いよいよバスは、マラッカに向かって進みます。

皆に渡されたこの「慈しみの聖年のお祈り冊子と、ミサの式次第」
手にしての巡礼です。(これ等は、後で返却)
 
 
 
 
ここは、前回で書いた「Tampin」の街です。
田舎風の、のどかな風情です。
 
 
マラッカに近づいてきました。
 
 
 
セントポール教会は、この左の大きな病院の横にあります。
信者さんはこの病院に入院したら、安心でしょう
何せ、隣ですから。 救急車が何度か往来。
 
 
 
1710年建立の、古い歴史あるカトリック教会です。
オランダ統治下で、在住ポルトガル人によるもので、内装はイベリア風、
窓はインド風、東西の建築様式を折衷した造りです。
 
かなり異国情緒を感じますし、私達は、歴史の中で翻弄し生き抜いてきた、
そのカトリック信徒の思いをこういう建造物内で、一般観光客とは、
違う思いで、たたずみます。
 
 
 
セントピーター教会は、1710年にポルトガル系住民によって建設され
現在まで大切に使われています。東南アジアで現存する現役で利用されている
最古のキリスト教の教会として建築学上とても重要な建物とされています。
多民族国家であるマレーシアは国の宗教(国教)がイスラム教と定められています
が、信仰の自由が認められています。

セントピーター教会は筆者がマラッカ一丁目と呼んでいる、シティホテル街の
入り口に建てられていますが周囲の開発には影響を受けず、昔のままの姿で
現在まで人々に愛されています。
 
今も昔も変わらないセントピーター教会
 
 
 
 
この貴重な上の文と写真は「Tony’s Net Home」から引用させていただきました。

 
上の写真と、今回撮った現代の改装後の写真が、その歴史であり、
カトリック信徒の歴史でもあります。
 
 
 
神父さんが、裸足になって、この浅い水の上を歩きました。
 
この神父さん、面白いのです。黒いスルタンを最初から着ていますが、
サングラスをして「自分はマトリックスだ」とふざけてました。
 
 
 
ここにも「Holy Door」がありました。 
 
 
 
内部は,改装されて、綺麗です。建立から306年経っているとは
到底思えない作りでした。
 
 
 
 
 
 
 
正面の大きな祭壇の左側に、小さな祭壇あり。
等身大の「死せるキリスト像」がありました。
キリストの苦悩に満ちたお顔、マリア様の苦しみのお顔が印象的でした。
でも、すべて、私達の救いの為にあり、
後に、私達は喜びと感謝に変わるのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

神様は、ちゃんと後世に、御言葉を、形をもって、残して下さいました。
感謝です。だって、弱い人間、こういう目に見える形が無かったら、
当時のこの時代に生きた人達の生き様や、キリストの言葉の継承者を
混沌とした信じることに疎い現代人が、心で肌で、感じることが
出来ないのですから。 
 
神様は目に見えない形で、観光客にも、普通の人にも、私達にも優しい、
いざないを差し伸べているのかもしれません。

Church of St. Peter, Melaka
166 Jalan Bendahara, 75100 Melaka
Tel: 06 2822950    
Fax: 06 2841010    

ミサの時間
火-金
(初金)
:
 
7:30 am
7:30 pm
: 6:00 pm
: 10:15 am (英語)