クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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復活節第4主日 Fourth Sunday of Easter, Good Shepherd Sunday/Vocation Sunday


今日4月17日の復活節第4主日をカトリック教会は よい牧者をテーマにしています。
"よい牧者の主日"、"Good Shepherd Sunday" と呼ばれています。

救いの神秘が、「よい羊飼い」キリストの姿によって示されています。
この「よい牧者」は、復活節の代表的なキリスト像です。
これはまた、ローマにおけるキリスト教迫害時代、カタコンブと呼ばれる
キリスト教地下墓地に描かれ、その後も今日にいたるまで広く愛された
キリスト像です。

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390年ごろ ローマ

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               ラベンナのモザイク

またこの日は同時に "世界召命祈願の日"、"Vocation Sunday / World Day of
Prayer for Vocations" でもあります。
教皇は、この「召命祈願日」のためにメッセージを送られます。
この日は、教皇パウロ6世によって1964年に制定されました。

今年のテーマは、「召命の母である教会」です。このためにも祈ります。
今年の "第53回世界召命祈願の日教皇メッセージ"

神は、すべての人が誠実に自分の生涯を過ごすように招いています。
ある人は社会の中で会社員、医師、看護師、教員、工場で働く人として、
また夫、妻、父、母としてよい家庭を築くように、そして、ある人は神と人とに
仕える司祭、修道者となるように招かれています。神の招きはこのように人それぞれ
異なりますが、自分に対する神の望みを祈りつつ探していくことが大切です。
近年、司祭や修道者の減少、高齢化が進んでいます。とくに「召命祈願の日」には
司祭、修道者への招き(召命)に1人でも多くの人がこたえることができるように
祈りましょう。               (女子パウロ会Laudateサイトより) 


 救いの源である神よ、まことの過越(すぎこし)の小羊であるイエスは、
 すべての羊にいのちを与えるために自ら苦しみをお受けになりました。
 主の過越をともに祝うわたしたちを、キリストの愛といのちで満たしてください。
                         (集会祈願 "Collect" より)