2016/6 祈りと分かち合い 増設分スタート

 

６月より月２回 "祈りと分かち合い" の機会を設けることとなり、

その第一回目として、６月11日(土) にKL市内のカフェで行いました。

 

イエスさまとはいったい誰なのか？ 私とどういう関係があるのかを

各自が探し、共に歩んでゆく旅を共に続けています。

 

始めていらした求道者の方にとっては、福音書のみ言葉の分かち合いを始める前に

まず、聖書とは？ 聖書について知りたいということもあります。

また信仰歴の長い方も、これまで参加の日程が合わず、逃した回もありますので、

この日は昨年スタートしたテーマを最初から始めることになりました。

 

まず第一回目は "聖書とは？ 聖書を読むこころ" をテーマとしました。

ラインホルド・ニーバーの "道を求める者の祈り" (下記)で始まり、

聖書について、また聖書をどんな心で読むかなど、とても大切なことを

分かち合いました。

 

新しい求道者の方の新鮮な疑問は、信仰歴の長い方々にとっても大きな刺激となり

聖書を読むということにまつわる、それぞれの個人的な体験なども自由闊達に出て

大変楽しく、また意義深い時間となりました。

 

次回の、セントジョンズカテドラル会場での通常の "祈りと分かち合い" は、

通常6月分として7月3日(日)、7月分として７月24日(日) を予定しています。

7月の増設分については現在調整中です。

 

 

 

 

"道を求める者の祈り"　ラインホルド・ニーバー

 

神よ、私はまだあなたのことをよく知りませんし、あなたが本当におられるのか、

どうかさえ、はっきり分かりません。
けれども私の心は この世のものでは決して満たされることのないことを予感し、

心の底ではあなたを求めています。

私は生まれてきました。しかし、私は、自分がどこからきてどこに行くのかを．．．

また、人間の尊厳を口にしながら、私の命がどれほどの価値をもつのかを、

誰も私に教えてはくれませんでした。 けれども、それが分からなくては、

行く先も定かでない迷路をさまようようで、私は不安でたまりません。

神よ、もしあなたが本当におられるのなら、あなたを探し、あなたに向かって叫ぶ

私にあなたの声をお聞かせください。

そして、私を人生の迷路から導き出してください。
生きることの厳しさにあえぎながらも、なお希望に満ちてこの世の命を生き抜くこと

ができますように！