クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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KL Japanese Catholic Community official site

小教区の主任司祭レオナルド神父さまと面談


KLカトリック日本人コミュニティが所属している、KL中心部の小教区教会
St. John's Cathedral の主任司祭 Msgr. Leonard Lexon 神父さまを訪ねました。

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今回の面談の目的は、日本人コミュニティができて早1年経過しましたので、
毎月の "祈りと分かち合い" のための部屋を提供してくださることへのお礼、
ローカル信徒たちが歓迎してくださり、共同体仲間となった感謝の気持ち、
この1年で見えてきた私たちの役割、何が必要とされているかなど活動内容の報告、
そして、これからの活動の方向性なども含めて、ご報告とご相談に伺いました。

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      KL St. John's Cathedral 主任司祭のレオナルド神父さま

私たちが現在、認識しているその役割と活動とは、

1. 当地にてRCIA(英語)で学び受洗した方々への、日本語の教会用語と聖歌のシェア
2. 日本から新たにマレーシアへ引っ越してくる、カトリック信者への教会情報提供
3. 異国での信仰生活のため、日本語での"祈りと聖書の分かち合い"の機会を設ける
4. 在住信者にブログやメール等で、教会のお知らせなど情報のシェア
5. 求道者や未信者への、具体的な案内 (日本またはマレーシアの入門講座や教会等)
6. 司祭を必要とするような緊急時のため、連絡先やネットワーク作り
7. 当地小教区共同体で、ローカル信徒たちとの交流や活動(Facebookも利用して)
などです。

これらに加え、6月から "祈りと分かち合い" が月に1回から、月に2回に増設され、
増設の方は、一番最初から始めたこともご報告しました。

増設分は、KL市内のカフェで行っていますが、公の場ですので場所の確保が
安定的でないこと、日本語での聖歌が歌えないこと、などの課題があることも
ご相談しました。

その結果、レオナルド神父様さまは快く、増設分の教会内の部屋の使用だけでなく、
毎週1回、日曜日の一定の時間に、カトリック日本人コミュニティが集える場所の
提供を申し出てくださいました。
これは本当に異例で、ローカルの任意グループなどには、滅多に部屋の割り当ては
ないそうです。

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以前、シンガポールのカトリック日本人グループさんが強くアドバイスして下さった
「とにかく誰か来る来ないかにかかわらず、行ける居場所を設けることは重要」
という形に少しずつ近づいてきました。

とはいっても、少しずつ無理のない範囲でスタートということで、当面は月2回のみ
"分かち合い" のための部屋を教会内でお借りすることになりました。
これで気兼ねすることなく、皆大きい声で日本語の聖歌を歌えます。

日本人のカトリック人口は依然少ないので、"小さな共同体ですが" と
申しましたところ、神父様は "イエスさまは小さいグループからスタートされる" と
おっしゃってくださり、私たち共同体を祝福してくださいました。

そして、将来的にもしもう少し大きな部屋が必要であれば、教会隣の
コミュニティホールの2階部分がもう少し広いので、そこを提供してもよい、
ともおっしゃってくださいました。

これから、月に1度のSt. John's 会場での通常の "祈りと分かち合い" に加え、
増設分も両方とも月2回、St. John's 内で行うことになりました。

神に感謝 教会はキリストの体
レオナルド神父さま、ありがとうこざいました。

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       KLに咲くハイビスカス(ブンガラヤ)はマレーシアの国花

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