クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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Klang, Church of The Holy Redeemer


マレーシアのカトリック教会案内 クラン
Church of The Holy Redeemer
 
クランには、教会が2つあります。
スバンの病院の窓ガラスの現れたとされるマリア様らしき像を保管している
「Church of Our Lady of Lourdes」と、
今回のこの「Church of The Holy Redeemer教会」です。

今回、やっと日曜日のごミサに与りました。
ミサは11時からと、遅めです。

 

 

 

 

 

この日はちょうど、子供たちの聖歌隊の歌声の響くごミサになりました。
ミサの始まる30分前からすでに練習してました。 
子供のいい声は、透き通っていて、素敵です。


十字架を間接照明で照らす素敵な祭壇です。

イメージ 3


 








前出クランの「Church of Our Lady of Lourdes」はインディアン街
にあるため、信者さんは、ほとんどと思うくらいインド人系が多いですが、
ここはチャイニーズ系が半数位を占めていたようにも思う。祭壇に向かって
5方向からの席はほとんど満席になります。


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今までマレーシアカトリック教会のごミサに与った中でも、この方法は
素晴らしいと思いましたよ。ミサで読まれる第一朗読、第二も、福音も
全部が、このように最初、聖書の絵で、そしてその箇所が映し出されます。
 

 
今日の場合は、第一朗読が「英語版」これは第二で「マレー語」です。
前にも書いたかもしれないけど、このように朗読箇所が映し出されることは
聞く耳を持つことと、耳の聞こえない人の為にも、大変親切で、
有益な事です。
 

 
個人的感想になりますが、いつも思うのです。
マレーシアの教会の素晴らしい点の一つに、ほとんどの教会が、 
祭壇の横などの壁をスクリーンとして利用し、ミサの進行のすべてを
実況中継することです。
 
ミサの式次第祈祷や、答唱お祈り、聖歌、お知らせ、挙句は教会の前に
止めた車を移動してほしい場合なども、ミサの途中でも、お知らせで
入ることがあります。
これって、日本の教会でも見習ったらいいと思います
 
信徒の立場も、また教会の立場も共通のいい点があります。それは聖歌集
や祈祷書、ミサの式次第のお祈りパンフを用意する必要が無いのです。
全部画面に出るからです。表紙がボロボロにならないし、買いそろえる
必要もない資金もいらない。

違う教会に行ったりする時に、祈りのすべてが分かる事は、心を投入
しやすいし、安心につながります。心理的に皆との一体感も生まれます。

ある教会では、神父様の誕生日お祝いの写真まで出したり、ミサの前の
5分とかミサの最後に、その教会の福祉やバザーの結果の映像を流したり、
イベントや、お知らせ、ローマ教皇のバチカンの祈りを流したりもします。

もちろん、長くなっちゃいけませんが、中々日本には無い、いいアイデア
だと思ってます。教会の方針を告げ知らせたり、信徒に協力を求めたり、
参加を求めたり、嬉しい報告をしたり、計画を発表したり。

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ミサに与る事で大きなお恵みを頂きます。全世界で、どこでも、同じ信仰の
元に集う私達、聖体の秘跡に与る私達です。

ごミサは、イエスキリストご自身の遺言であったのですから、その遺言を
守っている私達・・その恩恵に与っている私達・・教会のみなぎる力は、
小さくても、末端の、各教会の、ごミサから生まれます。

日本に一時帰国した時、どこの教会にも属さない私達。
初めてゆく日本の見知らぬ教会に行った時、ごミサに与った時、
マレーシアで英語のまだまだ解しない私が、日本で、日本語の普通のミサに
与り、涙が止まらない時がありました。

ミサは、私達の不安定な生き方に「信仰」「希望」「愛」の3つの徳を
呼び起こし、十字架と復活のキリストを想い、明日への勇気と力を
与えてくれるものです。


  <<Church of The Holy Redeemer>>

所在地Persiaran Rajawali, Kawasan 17, 41150 Klang, Selangor, マレーシア
電話+60 3-3341 6812