クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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Soup Kitchen (スープキッチン) でのボランティア(中編)

セントジョン・カトリック教会の「Car'ls Kitchen」
 
「Soup Kitchen(スープキッチン)」2
 
ボランティアお手伝いについて。中篇 (全3回)
 
 
 
 
ヘイズがひどい時も通いました。
年間このボランティアの事は黙ってたのですが、
今回、実際のスープキッチンの様子を書く事になりました
現代の日本ではたぶんこういう施設は無し?
 
形は変わるのかな? 意味も内容も違うのでしょう・と思います。
世界では、条件も環境も違い、もっと過酷な条件での
スープキッチンもあると思います

又は食事さえパンさえ食べられない人達、避難民があまりに多く
います。 その一方で毎日何千万トン?食料廃棄も、
国際の問題になっています。
 
特に富裕層ですが・・でも私達一般の一人一人の生活の中でも
反省せねばならないことを、このスープキッチンでのお手伝いを
させていただいて、毎回感じます。
 
下記は、経験と実際の個人的主観です、これがマレーシアの
スープキッチンのすべてではありませんので、ご了承下さい。

ここに入れる曜日と時間は決まっています。
ランチのみで、門戸開放ですが、その都度名前の登録が必要です。
洗濯や顔を洗ったり歯を磨いたり日頃出来ない事をやれます。
ただし時間あまり無し。
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
 








遠くからやってきて、食事が始まる前でも、このように寝て
待ちます。眠いんじゃなく動かないほうが、腹が減らないから
 
 
 
 
さて、この黒と白は、何でしょう?
このカトリックのスープキッチン施設内では、散髪も希望者に
やってあげます。いつもじゃありません。
ボランティアの床屋さんの都合によります。
食事の始まる前で予約制、無料奉仕です。
 
私達は、これらも食事前に掃除します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
気の強い「おばさん」はどこにもいらっしゃるわけで、髪型が
気に入らないと怒る人もいるんです。
個人的に思うに、無料で、奉仕でカットしてもらっているのですから怒ることはないはず。
 
どんなに貧しくても???
ちょっとでいいから、心に平安と感謝の気持ちは持ちたいものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
 








以前の調理場の炊飯器です。凄いです。
キタナイのじゃなく (よごれている。拭きこぼれが取れない)
 
 

 
 
 
 
プロパンガスですが、この炊飯器、自動で上がってこないので、
つまり壊れている。
なので、ちょうどいい石使って意思表示。
石が無いとご飯が炊けないから、無くさないようにします。
 
 
 
 
以前の厨房の写真。今はもっと綺麗に広くなりました。
当時は、調理台が無く、切った野菜など床に置いたものです。
 
 
イメージ 3
 
 








この種類の鍋は、ガスの炎の当たる部分で、すぐ穴が開きます。
もう何回鍋を替えた事か。また、ガッチャンガッチャンと
中華コックみたいにゆすって音を出せません。へこむからです。
 
丈夫なものを買えばいいのか、何度も取り換える事がいいのか
最近、分かりません。
 
 
 
3年前までの厨房。今はかなり良くなった。
 
床は滑るし、調理台は異常に高い位置にある。
しかも、今でも庖丁は切れないものが多い。
切れる包丁は30本の内5本だけ。
 
切れると言っても叩き割る感じで「切る」「切る」「押し切り」
マメが出来ます。腕が痛くなります。
調理台の高さが考慮されず、腰痛持ちのワタクシにはキツイものが
あります。
すべてがボランティアや寄付でまかなっているため、
贅沢は言えません。
 

毎週の曜日に各教会からのボランティアメンバーが記入されます。
 
 

次回、いよいよ配食、最終編に続く。