クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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キリストの聖体の祝日 Corpus Christi 2017


来週の主日、2017年6月18日(日) は、"キリストの聖体"
"Solemnity of Corpus Christi - The Most Holy Body and Blood of the Lord"
の大祝日です。祭服の色は白。
イエスのもとに集まった多くの人々の食事を心配し、解散することを望んだ弟子たちに、「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい」と促しました。


キリストの聖体とは・・
キリストの聖体の祭日は、本来、「三位一体の主日」の週の木曜日に祝われますが、
日本ではこの日が守るべき祭日でないので、「三位一体の主日」の次の日曜日に
祝います。
「聖体の秘跡」に対して、教会はいつも最大の尊敬をはらってきました。
主の生涯の出来事を祝ってきた教会は、今日、主の形見ともいうべき「聖体の祭日」
を祝います。「私の記念としてこれを行いなさい」との主の命令によって、
「主の晩餐(ばんさん)」の記念は初代教会から大切にされてきました。
今日祝う「キリストの聖体」の記念祭儀が定められたのは、13世紀のことです。
教皇ウルバノ4世が教令を発布した1264年から、この祭日はローマ教会全体で
祝われるようになりました。
世界各地では、この日聖体行列を行うところも数多くあります。
この祭日の目的は、人類に対する神からの恵み、愛の結晶である「聖体の秘跡」
について公に感謝することです。
聖体の秘跡に集約されるキリストの恵み、キリストの体をいただく、
この恵みの深さは、生涯味わいつくすことができないでしょう。
しかし、この日特にこれを覚えて記念するのです。
                       (女子パウロ会Laudateサイトより)

土曜18:30、日曜7:30、10:45 のミサはいつものとおりですが、
KL St. John's Cathedral では日曜夜のミサ後に、聖体の行列を行います。

6月18日(日) 17:00 晩の祈り
      17:30 ミサ
      19:00 聖体行列 Eucharistic Procession 出発
      20:30 親睦会

聖体行列の今年のルートは、教会の敷地から公道に出て、 Jalan Raja Churan を東にブキビンタン方面へ、Raja Churan モノレールの駅 を左折、Jalan Sultan Ismail を北上、モノレールBukit Nanas 駅を左折、Jalan Ampang を南下して教会に戻る
観光客でにぎわうKL中心部をまわる、全長4kmの道のりです。

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   今年の聖体行列のルート

当日、ご聖体を飾るお花代の寄付を今週募っています。たくさんの方からお花代が寄付され、今年も美しい行列になることでしょう。

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昨年の聖体行列のもよう
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東南アジアのイスラムの国マレーシアで、カトリック教会の大きな祭日に、聖体行列が中心部の公道を行進、行列できる自由さと寛容さには驚かされます。
政府や自治体、そして社会からもこうした宗教行為が公認されることに、この国の
懐の広さと寛容さ、多宗教と多文化の平和的共存の秘訣があるように思いました。
日本人としても、驚きと感謝そして喜びをもって、今年の聖体の祝日を迎え、行列したいと思います。

またこの祝日には、KL St. John's Cathedral だけでなく、マレーシアではたくさんのカトリック教会がキリストの聖体のこの日のミサ後に聖体行列を一般公道で行っているということです。

神に感謝、キリストに賛美