クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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2017/11 祈りと分かち合い (求道者その10)

 
本帰国が決まり、限られた時間内で できるだけイエスさまのことを知りたいとの強い要望をお持ちの求道者と入門の方々には、このところ 頻度をあげて分かち合いを進めています。
 
2017年11月の、KLカトリック日本人コミュニティ主催の日本語による、
"祈りと分かち合い" の第3回目を、求道者と入門の方を中心として、信者も数名含めた少人数で行いました。
 
この 日本語による"祈りと分かち合い" は、マレーシアという異国で生活する日本人が、神さまと新しく出会う機会も少なくないため、その方々へのガイド的役割として、また現地RCIAで1年間の英語の入門講座ののち受洗した方々への、日本語でのフォローアップが優先されるものです。
これらは、私たちマレーシア在住のカトリック信者たちが共同体として、その役割と必要性を認識して、行っているものです。
 
日本語による この "分かち合い" がこの2年半続けているテーマは、
イエスの・キリストとの出会い 彼の弟子・彼の友となる、
イエスは、私にとっていったい誰なのか? ということです。
 
この日は、まずここに集められたことに感謝して、主の祈りを唱えて始まりました。
そして、イエスの生涯・イエスの誕生と洗礼の箇所のみ言葉を、ルカの福音書から朗読して味わい、イエスの誕生にどんな意味があったのか、イエスの洗礼とはどういうことかをひも解きながら、み言葉をひとつひとつ深く味わい、その後疑問や感想、私たちの日々の暮らしに照らしての気づきも分かち合いました。
 
未信者と求道者の方々、イエスを知らない方でも、日本人にとってはクリスマスを祝う習慣は全国民的にもう長く根付いていて、暦自体はなじみ深いものではあります。
ですが、神が人となられたということ、ご自身が無限の神への入り口となったことの意味は、深く黙想する必要があります。
 
私たちも、この日の分かち合いでは、この人類の有限の時間軸に、無限の世界の
神さまが介入されたこと、そのことを思い巡らせ、深く神の愛を味わいました。
 
この時、求道者の顔が輝き、喜びに満たされ目の輝きがあり、それは聖霊が私たち皆に働き、愛に満たされるようなとても不思議な、そして至福の体験を共有しました。
 
この場でこの求道者の方は、感想や気づきをもう言葉で表すことができず、
「なんか、圧倒されました…」と沈黙のうちに喜びを顔に出すという、素敵な分かち合いの時間となりました。
この日のこの不思議な体験を神さまにお返しし、賛美と共に感謝しつつ、共に心を一つに合わせ、終わりのお祈りをして、この日はお開きになりました。
 
帰宅後夜遅く、一息ついたのか感想が以下のメッセージで送られてきました。
 
「本日はとっても特別な喜びを実感しました。これまで福音を教えて頂いてありがとうございました。これからも引き続き〇〇さんを通して神様とイエス様のお声を聞かせて頂ければ幸せです。
聖書という奇跡が今まさに起こっていて、こんな喜びを実感できるなんて本当にラッキーとしか表現できません。なんだかクリスマスがすっごく楽しみで何かが起こるんじゃないかとワクワクしています。分かち合いを行うタイミングもこのように集中的にするとより良いですね。このように個別対応頂いてありがとうございます。
晩御飯を食べていないのに今満腹状態なのはパンの奇跡ですね😄本当に驚きです。」
 
私たち一人一人に聖霊が働いています。
この福音の喜びを異国で共有する仲間がいること、神さまのみわざに参加する喜び、すべてに感謝です。
 
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神はその独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。 (ヨハネ3:16)