クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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2018/1 祈りと分かち合い (求道者その17)

 
2018年最初の、そして求道者の方とのKLでの最後の分かち合いを、帰国直前の忙しい時期でしたが、時間をやりくりして行うことができました。
 
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まず皆で心を一つに合わせて "主の祈り" を初めの祈りとし、主によって集められたことに感謝しました。
 
そして "祈る" ということについてまず分かち合いをしました。
祈ることができるのも大きな恵みの1つですが、日本人にありがちな自己対話や反省にならないように、対象となる方、御父やイエスさまに向かって祈ること、イエスのみ名によって祈ること、聖霊に対して祈ることもある、などを分かち合いました。
 
弱く不完全な私たちが神さまに祈る時、その不完全さもありのままで主に向かうという姿勢も大切だ、祈るとイエスと親しくなるなどの発言もありました。
 
続いて、これまで "イエス・キリストとの出会い" をテーマにみ言葉を味わってきましたが、ここでイエスは私にとっていったい誰なのか、弟子たちがイエスを誰と宣言したのかをヨハネ6章も読み、各自がそれぞれにとって「イエスは私にとって〇〇です」「私はイエスにとって〇〇です」を言葉で言い表してみることにしました。
 
イエスは私にとって、私を導いてくださる方、出会わせてくださる方、信仰の基となる方、自分の生活に密着した方、私を救ってくださった方、主、などそれぞれの信仰告白があり、また
私はイエスにとって、一匹の見つけられた羊、愛する大切な大切な子供、救いの対象、などの分かち合いがなされました。
 
1コリント12:3の、"聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。" にあるように、この問いが私たちの一生のテーマとなっていること、主に従い歩むことが信仰、という自由意見も出ました。
 
新しい土地・環境・職場・生活には不安がつきものですが、イエスさまはどんな時も共にいてくださいます。
福音書から、"マタイ11:25-30 わたしのもとに来なさい" と、"ルカ12:22-34 思い悩むな" のみ言葉を読み、気づいたことやいただいた恵みを自由に分かち合いました。
 
最後に、新しい土地でこの求道者のご家族が主の平和のうちにあるように、信仰の恵みがあるように皆で心を一つに合わせてお祈りをしてお開きとなりました。
 
本当に熱心に聖霊の働きに心を傾けられていた、17回の分かち合いでした。
この方がイエスと出合い、目が合うその瞬間に立ち会いうことができ、私たち共同体としても喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。主キリストにおいて私たちは一致しており、心は一つです。
 
私たち共同体の担当司祭である、KL St. John's Cathedral 主任司祭レオナルド神父様にも報告していますが、近々私たち共同体から、本帰国後に通う横浜教区内のカトリック教会の主任司祭に直接お電話をして、この方と家族のことを紹介をする予定です。
 
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疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイ11:28)