クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

KL Japanese Catholic Community official site

ユージン神父様からの祝福


四旬節に入りました。
KL大司教区、Nilai Church of St. Theresa 主任司祭のユージン・ベネディクト神父様から久しぶりに暖かなご連絡をいただきました。

ユージン神父様は、日本語を流ちょうにお話になるというわけではありませんが、
親日で、多くの日本人とのかかわりを持つユニークな神父様です。
カトリック日本人コミュニティがまだできる前、日本人司祭の来馬時に日本語のミサをサポートしてくださったり、私たちコミュニティがスタートした3年前からは、特に私たちカトリック日本人コミュニティのために、お祈りを続けてくださっている優しい神父様です。

その頃、マレーシアにおける "カトリック日本人共同体" 発足の必要性をずっとおっしゃっていたMさんご夫妻は、すでに本帰国されましたが、KL在住のT子さんが連絡網をしてくださり、現在のカトリック日本人共同体の礎となったという経緯があります。

2015年のニライ訪問記

ユージン・ベネディクト神父様
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神父様は、四旬節には "十字架の道行き" をするようにと強くアドバイスされています。皆で日本語で祈りをするようにとも。
ローマ字表記のミサ式次第を使って、日本語ミサや祈りをすると申し出てくださいました。
私たちからは、分かち合いを定期的に続けていること、そんな中でまったく初めて来た入門者がイエスと出合い、本帰国して近くの教会で洗礼準備に入ったことの実りや、また昨年より東南アジアでの日本人カトリックの連携が生まれ、今年は合同黙想会も開かれることを報告しました。
神父様はこうしたコミュニティの成長を大変喜んでおられ、祝福と応援を続けてくださっています。

また、日本に留学して日本語を学び、日本語を話したがっているマレーシア人カトリックが数名いるが、この人たちの参加についてはどうかとのお尋ねがありました。

私たちは、"クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ" の名称ですが、
"日本人" というくくりに特に意味はなく、母国語である "日本語" を信仰生活の基としている共同体です。組織上はKL大司教区St. John's Cathedral に所属していますが、主任司祭のレオナルド神父様も、教会関係者もそういった言語の事情をよく理解しています。

むしろ日本人だからという理由で集まって何かするということはなく、日本語が他の言語と違い、特異であること、また日本人は一般的に英語やその他の言語に深くないことから、マレーシアで信仰生活を送るにあたって、母国語の日本語で一緒に祈るということをまず大事にしています。
さらに孤立しがちな海外生活において、霊的なつながりということも大切に考えています。具体的な教会情報などの日本語での情報共有も有益です。

ですから、"日本人コミュニティ" というより "日本語を話す共同体" といった方が正確かもしれません。英語表記ですと、KL Japanese Catholic Community ですが、このJapanese は、日本人というより日本語でという意味合いが大きいです。

もし、マレーシアの方でもどなたでも、日本語で一緒に祈りたい、分かち合いたい、情報がほしい、霊的なつながりがあるとよいと考えている方はどなたでも、もちろん大歓迎です。連絡先のアドレスまでお気軽にどうぞ…とユージン神父様にお伝えしました。

また神父様は、私たちのFacebook ページもフォローしている、引き続き祈っているから頑張って!と祝福と励ましをしてくださり、大変心強く嬉しいです。
ユージン神父様、ありがとうございました。
引き続き、私たちKLカトリック日本人コミュニティのためにお祈りください。

神父様のいらっしゃるニライの教会の祭壇
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