クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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2018/9 祈りと分かち合い 信者向け黙想会準備編

 
いよいよ晴佐久昌英神父様ご指導の黙想会「アジアで一緒ごはん2018」が近づいてきました。
来月10月に行われるこの黙想会は、集まりたい、一緒ごはんをしたい、つながりを大切にしたい、と考えているアジア在住日本人カトリックの有志が、気持ちを一つにして、一年半以上にわたって長く交流を通して準備を重ねてきたものです。
 
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というわけで、今月の信徒向け分かち合いは、細かな交通手段や宿泊、費用といった実用的な打ち合わせを含む準備をすることになりました。
 
まずは初めの祈りとして、当日歌われる聖歌の練習も兼ねて「ごらんよ空の鳥」を歌いました。日本の聖歌になじみが薄い者も多々おりますので、予め配布したYouTube メロディーと楽譜コピーで練習の成果も上がりほぼ歌えるようになってきています。
 
各日のミサの奉仕のお役も決まりましたし、典礼ミサ曲や各箇所での聖歌の箇所も、シンガポールとKLの幹事との打ち合わせで既に決定しており、現在印刷の段階に入っています。
 
それらの聖歌の練習、ミサ式次第のおさらい、ゆるしの秘跡について、前回の続きでもう1つ踏み込み、どのようにゆるしの秘跡に臨めばよいか。具体的に何をしたらよいのかをこの日は分かち合いました。
 
ゆるしの秘跡については、いつものように、"祈りの学校校長 来住英俊神父様著「目からウロコゆるしの秘跡」"の本をひも解きながら皆で分かち合い、それぞれがゆるしの秘跡の機会をどう迎えるかのヒントとしました。
 
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何年たっても信者にとってはゆるしの秘跡はわからない部分が多いです。
 
今回、皆が特に心に留めたこと、思わずうなったこの本の箇所は、「多めに認めておけば間違いないだろう。(中略)ゆるしの秘跡は神とのトラブルを少なくしようとする人のためのものではありません。掛け金は言葉だけで安いから一応保険に入っておこう、という態度の人にはこの秘跡はわかりません」の部分と、
「どういう場合にが罪であるのかは『決断』も含まれているので、教会も入れない場所、本人と神との間の問題」という部分です。
 
まだ数週間と時間がありますから、神さまが与えてくださったこの貴重な機会を実り多いものにするため、個々がそれぞれに思いめぐらし糾明の機会を持ちたいと思います。
 
また聖書からダビデのゆるしの箇所、「わたしは主に罪を犯した。その主が私の罪を取り除かれる」(サミュエル下12:13) の箇所も朗読しました。
 
いよいよ近づいてきた「アジアで一緒ごはん2018」黙想会です。
黙想会講話のテーマは、晴佐久神父様最新著書と同名の「おさなごのように」になりました。日本も含むアジア各地のカトリックの方々とは、これまで連絡や打ち合わせを続けてきましたが、各地から日本人カトリックが1つに集い、共に主の食卓を囲み、喜びを分かち合えるその日を、私たち一同心待ちにしています。
神父様をはじめ関係者の皆さま、参加者の皆さま、どうぞよろしくお願いします。
 
現地集合で参加ご希望の方はこちらまでご連絡ください。日時や場所、参加費等の詳しい内容をお知らせします。
 
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いかに幸いなことでしょう。背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。
わたしは罪をあなたに示し 咎を隠しませんでした。わたしは言いました。
「主にわたしの背きを告白しよう」と。そのとき、あなたはわたしの罪と過ちを赦してくださいました。
神に従う人よ、主によって喜び踊れ。すべて心の正しい人よ、喜びの声をあげよ。
(ダビデの詩。詩編32:1,5,11)