クアラルンプールカトリック日本人コミュニティ

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2019/5 祈りと分かち合い 求道者向けその13 (最終回)

 
昨年8月に、一緒に聖書を読んでみたいと私たちの連絡先メールに連絡をいただき、
9月から、人生で初めての十字を切るところから始まったこの入門講座も、8か月たち、この回が最終回となります。
この間、この求道者の方とイエスとの出会い、そして共に歩んできた道は、神の計り知れない大きな愛と聖霊の働きを感じる、祝福された恵み豊かな日々となりました。
 
神さまと出会った喜びと希望を持ち、洗礼を望んでいらっしゃいます。
 
第13回最終回となる今回は、出会いと入門講座をこれまで続けられたこと、そして何より神の愛と聖霊の働きに感謝して、 "主の祈り" を一緒に唱え、初めの祈りとしました。
 
最終回は、聖霊降臨と教会の誕生、教会とは?がテーマです。
使徒行録の箇所を読みます。聖霊が降り、一同が聖霊に満たされ、弟子たちは聖霊を贈られ、イエスを通してなされた救いの神秘を理解してゆきます。
そしてユダヤ教と決別し、彼らがキリスト者と呼ばれるようになったこと、こうして全世界に福音を宣べ伝えるようになったことなど、教会が誕生し、使徒継承の教会、普遍のカトリック教会が現在に続くことなどを分かち合っていきました。
 
イエスとは誰か?私にとって何者か、イエスのとの出会い、彼の友となり弟子となる、というテーマのこの入門講座ですが、この講座はいつも最後に、
イエスは私にとって〇〇です。私はイエスにとって〇〇です。ということをそれぞれが意識するようにしています。
 
求道者からは、
イエス様で繋がっているというこの強さは、講座前には絶対に持ち得ない気持ちでした。自分が変わった部分は他にもありますが、ここは大きいです。
イエスは私にとって神であり愛です。
私はイエスにとっての僕であり弟子(でありたい)です。
教会とは?そっちじゃないよ、こっちだよ、と神の方へ向かえる場所、というのが今の感想です。
教会共同体については、羊を囲う囲いのイメージです。
隔離と言う意味での囲いではなく、ここが貴方が食むべき草(愛)があるのだよ、ここで休んでいいのだよ、という意味です。
との感想がありました。
 
この後、この求道者の方は一旦帰国し、福岡司教区内にある最寄りの小教区教会を訪ね、洗礼準備を始める予定です。
KLカトリック日本人コミュニティを通して誕生し、私たちと福音家族となったこの新しい仲間に、近い将来受洗の恵みがあるように、皆で心ひとつにお祈りを続けています。
私たちすべてのメンバーだけでなく、当コミュニティ出身で今年、浜松教会で受洗した、この求道者の先輩にあたるヨセフHさんも、この方のためにお祈りを続けてくれています。
 
キリストにおいてつながった私たち福音家族は、遠く離れていても、聖霊によって一つに結ばれています。神に感謝。
 
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聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。(1コリント12:3b)

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