2019年の実りと恵み、つながりに感謝
早いもので、2019年も残り僅かとなりました。
今年もまた、私たちKLカトリック日本人コミュニティには、たくさんの恵み、新しい出会いとつながりもありました。
そして、これまでの出会いやつながりの積み重ねが、今年はさらなる大きな実を結ぶこととなりました。
これらの恵みが実りとなり私たちに与えられたことは、1人1人にとって大きな喜びと明日へ希望となっています。
今年の年末忘年会にあたる "感謝の一緒ごはん2019" では、まず年間の会計収支報告がされ、全員の承認を得ました。
会計報告とは、各人からコミュニティに納入された月額維持費(月会費)及び臨時献金を合計してコミュニティファンドの全体収入とします。
支出の方は、所属するKL St.John's Cathedral小教区へ「KLカトリック日本人コミュニティ教会維持費2019年分」として、全員1年分をまとめて納付
その他の支出経費は、聖歌伴奏のキーボード、典礼聖歌楽譜、信仰生活に必要な配布資料、コピー代等です。
昨年より自然発生的に始まった個々人の月額維持費納入の制度も、今年は2年目となりました。
日本ではお馴染みの維持費納入制度ですが、教会共同体という趣旨からしても、もちろんここマレーシア小教区でも必要なものです。
今回の忘年会 "感謝の一緒ごはん" も参加費制とし、こちらもカトリック日本人コミュニティファンドの中に入りました。
残金は、来年2020年に繰り越され、今年と同じようにコミュニティファンドを管理していきます。
会計報告の後は1年間の感謝の祈りに続いて乾杯、懇親会、分かち合いと楽しいおしゃべりは尽きません。
最後に聖歌を何曲か皆で歌いお開きとなりました。
今年も私たちコミュニティを支えてくださった多くの方々に感謝です。
KL St.John's Cathedral 主任司祭のレオナルド神父様・事務所のメリナさんは私たちのよき理解者でいつもお祈りとご指導してくださいます。
維持費の納入と一緒に、世界遺産となった "長崎と天草の潜伏キリシタン関連遺産" 英語パンフレット、そして事務所で使っていただこうと切手も寄付
日本に旅行をするのが大好きなマレーシアのローカルの方々ですので、小教区の信徒さんたちも、この世界遺産にはとても興味を持っていました。
カトリックKL大司教区、ウエブ担当のイグナティウスさんに感謝。私たちコミュニティの連絡先の管理をしてくださっています。
https://www.archkl.org/index.php/en/2-parishes/foreign-catholic-community/1072-japanese-catholic-community
私たちの所属するKL St.John's Cathedral 小教区メディア担当シルビアさんに感謝。今年も私たちコミュニティ情報掲載の管理をしてくださっています。
http://www.stjohnkl.com.my/ministries/mission-concerns/japanese-community
そして今年も1年間、聖書と典礼を送ってくださった日本のサポーターの方、今年も1年間、大変役に立ちました。ありがとうございました。
また今年1年間、日本に住む信者さんや未信者さんたちからも折に触れ、当コミュニティへと教会資料や本をたくさん寄付していただきました。これら貴重な本や資料は、皆で回覧することができました。
その中には、教皇様ミサの式次第や来日記念メダイも。
アジアの日本人カトリックと交流は今年も続いています。
今年の "アジアで一緒ごはん" は、タイのバンコクにて集まりました。
シスター阿部との祈りと分かち合い、新しく出会ったバンコク在住のたくさんのカトリックの仲間たちとの交流と分かち合いは、かけがえのない経験となりました。
ブログ記事 "アジアで一緒ごはん2019バンコク編"全3回
https://kljpcatholic.hatenablog.com/entry/2019/10/23/153428
シンガポールでは、佐藤神父様司式の日本語ミサと交流会が開かれ、シンガポールカトリックの方々との交流だけでなく、久しぶりの日本人神父様との密度の高いお話しや、海外カトリックコミュニティのあり方などについての深いご相談が日本語でできたことは、私たちにとって大きな恵みとなりました。
ブログ記事 "シンガポールで日本語ミサと一緒ごはん"
https://kljpcatholic.hatenablog.com/entry/2019/09/09/125640
アジアのカトリック日本人の皆さまに感謝です。
一方、ここクアラルンプールでは、昨年より私たちKLカトリック日本人コミュニティ主催の入門講座に参加されている求道者の方から信仰告白があり、近々日本に帰国したのち、最寄りの福岡教区の小教区教会にて洗礼準備を進めていくことが決まっています。
新しい信仰の仲間が生まれることは、私たち全員にとって大きな希望と喜びです。
St. John's Cathedral 主任司祭レオナルド神父様には最新状況を随時報告しており、たくさんの祝福をいただいています。来年の復活祭が楽しみです。
また、今年の4月20日の復活徹夜祭には、横浜教区カトリック浜松教会にて新受洗者が誕生しました。2年程前にKLカトリック日本人コミュニティ主催の入門講座に半年ほど在籍し、イエスさまと出会い信仰告白をされ、その後本帰国されてから最寄りの浜松教会にて受洗の恵みがありました。
こうして次々と新受洗者が誕生している喜びを皆で分かち合っています。
ブログ記事 "求道者の洗礼" https://kljpcatholic.hatenablog.com/entry/69032666
あっという間の1年でしたが、こうして振り返ってみると、たくさんの恵みとよき出会いがあり、その1つ1つに神さまの私たちへの計り知れない愛と恵みが込められていることに気付かされます。
私たち、KLカトリック日本人コミュニティが正式所属しているSt. John's Cathedral 中庭のマンゴの木にも今年もたくさんの実をつけています。
KLカトリック日本人コミュニティ一同、心から感謝とお礼を申し上げますとともに
来たる新しい2020年が、皆さまにとって祝福に満ちた恵み豊かな年でありますようお祈り申し上げます。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
✝主の平和、Shalom, Peace be with you.
クアラルンプール (KL) カトリック日本人コミュニティ